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Call Girl
いつも先に聞いておくの
「アタシ見てどう思う?」
下手しなきゃお望み通り
ご褒美あげるだけ
激しく交わっても
後にジワリ来る 空しさはなに?
コールが掛かれば どこでも駆けつけます
心は二の次 身体を求められてる
それでも構わない この身体だけが武器
今宵もお待ちしてます
遠慮なくお電話下さい
書き置き残して外に出れば
東の方は既に白んで
1日始めた人々尻目に
家路へと急ぐ
俯けば目の前に伸びる影
アタシには朝日が眩し過ぎる
コールが掛かれば どこでも駆けつけます
誰かとどうあれ一緒にいないと
「アタシ」のピントがボヤけてきそうで
ベッドの上でなら
少しはホッと出来る
誰にも求められる事はない
アナタにアタシは見えてますか?
問い掛けたトコで 返ってくるのは
「愛してる」なんていう曖昧な言葉
巧く誤魔化されて 真意は霧に消える
もうウンザリなハズなのに
緑色のランプが光れば
懲りずにまた身繕いする
見えない答えを探して




