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徒然  作者: 遮那
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隠れ星

こんな雲ひとつ無い夜には 部屋の明かりを消し見上げてみよう

空気の澄んだ秋空には 満天の星空が瞬く


ふと数多からなる星雲の外れに ポツンと光る星を見つけた

その淡く仄かな微光から 何故か目が離せない


社会生活営んでく上で 決して避けられることの出来ないヒエラルキー

本意他意なく否応なしに 身を着飾っていかなきゃいけない


遥か彼方へ 置いてきてしまった大切なモノ

見た目に囚われず 隠れたトコまで手を抜かない事

僕は地味に輝く あの星でいい


地上で見える星々の輝きは 実際のものとは違うみたい

弱々しくて小さく見えているのは 光が届かぬほど遠くにあるから


本当は一等星とは比べられないくらい 大きくて強い輝き放ってるかもしれない

そんな力あるのにその性分故に 表に出られない人がどれほどいるのか?


遥か彼方へ 置いてきてしまった大切なモノ

見た目に囚われず 隠れたトコまで手を抜かない事

そんな事忘れて 今やどう見られてるかしか考えない

金銀宝石散りばめて着飾ってる中身無き人で溢れる

いくら華やかにしたって 意味の無い事知ってるのに


今求められてるのは結出した才能 努力をどこまで出来るかではなく

上の通りに動けるかどうかなんて... そんなのは絶対にイヤ!


遥か彼方へ 置いてきてしまった大切なモノ

見た目に囚われず 隠れたトコまで手を抜かない事

目まぐるしく変化していく この世界に生きてるからこそ

そんな古き良き時代の心が とても大事なんだよ

僕は地味に輝く あの星になりたい

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