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手引書
日常のスピードにゃ 目が回る
足許も覚束ない trip状態
去年何にハマってたかなんて
もうとっくに 覚えてなんかない
バカらしいと思っても気付くと
手元にはあらゆるものの手引書
誰にでも当てはまるような言葉を
自分が言われたように
鵜呑みにしてそれで知ったかぶるのは
とても危険なこと
僕らに今必要なことって
少し立ち止まって見ることじゃない?
「自分」を見つめてみましょう
臆病を押さえ込みながら
「ねぇねぇ アンタの血液型って何だっけ?
そうそう、コレよコレ この本
ホラ、よく見てみって これよく当たっているんだから
自分でもわからなかったことも 分かっちゃうんだから」
1日で黒が白へと模様を変えてく
そんな世界
執拗に急かされて
時間作るのは難しいけど
どっかの誰かが作った手引書なんかに
惑わされないで
自分を見つめてみましょう
どんな結果になろうとも