表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
徒然  作者: 遮那
152/152

賢者

横溢なる偽善 底溜まる沈殿物

時の流れで撹拌 病膏肓に入る


明らかな元凶 誰もしないなら 潰してやるぞと 

臆する色なく志立ててた(うら若い身空)


辻立ちコロコロ意見を変えずに

訴えてみても

大概素通り 足止める者は

罵声を浴びせる

嫌気さし ウンザリ もうどうでも良い


自堕落を怖れ 引き上げる深山

禊を済まして 独り黙考する


噂を耳にし 来たるは多種多様 赤らんだ顔で

反対意見を述べてる姿は(とても微笑ましい)


切り捨てたいほど我慢出来ない

自称信奉者

一面だけ見て同調解釈

知ったかぶる者

それでも我慢し意見を添削

し続けていると

途端に反発「アイツは変わった

昔と違う」と

作り上げた像 違う様を見て 憤激下りてく


分別者ゆえ 独りになりがち 悪い事しない

愚かでないのは大層孤独だ


仙人よろしく引き篭もってたい

古典に籠りたい

それでもやっぱり無駄だと知りつつ

山から降り来て

辻立ち説法行く行く人々

耳貸さなくても

どう考えても 道理な物事 言わずに居れない未熟な私


修行が足りない己に苦笑い

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ