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徒然  作者: 遮那
145/152

Fugue

完膚無きまでに踏みつけ荒らされ

悔しさ同時に感じた惨めさ

全てを受け止め凛としていれば

無様な醜態晒さずいられた


見えない何かに 怯え逃げ惑う

心に住み着く 強迫観念

振り向きゃいないの 確かめれるのに

それさえ出来ない意気地なし


胸騒つかせる リアル無視しても

問題課題が山積みまとめて 肩にのしかかる

それでも懲りずに遁走している


どう頑張っても孫子の世代に 

自らのツケを回しちゃう事に

十字架背負っていく気もない上

反省する気も理由も感じない


そそのかしたのが 絶対的悪

騙されただけだ 罪は赦された

美辞散らされてる エセ免罪符に

縋って自ら人格を変える


粒粒辛苦を 経ぬままのクセに

人皆弱いと容易く片付け 正当化しちゃう 

醜く感じる気概は失くした


ボタンの掛け違い 放置し続けりゃ

引き戻せぬほど縺れて綻び 収拾つかない

無視決め込んでも 遁走しようにも

悪化の一途を辿ってる事態 見逃しはしない

逃げても逃げてもジリ貧に終わる

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