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徒然  作者: 遮那
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A.NE.GO

独りぼっち部屋に帰る 片足は裸足で

アイツに投げつけたまま 放りっぱなし


飾られたテーブルには 二人分の食事

「そういえば...あぁ そうだった」とため息ついた


啖呵切って別れて 勝ち誇った気になっていた

虚勢張ったトコで 得るものは何も無い


植え付けられたイメージに

身動きが取れなくなって

自然と立ち居振る舞いも変わってくる

人前にはおくびにも出さなくても

こう見えて 結構傷ついてる


同年代の娘たちが家庭へと入っていく

招待状もらう回数も 最近増えてきたよ


「負け組」だなんて言われて カチンと来るけど

外からキャンキャン喚くのは お見苦しいでしょう?


たったの12通りしかない占いに心を揺さぶられて

今日も忙しすぎる日常へと この身を委ねる


植え付けられたイメージに

身動きが取れなくなって

自然と立ち居振る舞いも変わってくる

弱音を吐かないだけで 気が強いと思われる

こう見えて 脆くて寂しがりや


今時綺麗事だけでは通用しないって事くらい知ってるけれど

そう柔軟に順応なんて出来ないの


曲がった筋の通らないことが

許せない性分ゆえに

一度踏み外すと 人一倍泥沼へと嵌まってく

そのうちこんな不器用な私を

包み込んでくれる彼が 出来るでしょう 多分…

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