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徒然  作者: 遮那
139/152

一盤散砂

表情殺して所を構わず

耳塞ぎ視線は手元のモニター

外部の接触徹底的に排除

内面優位の現実離脱者


他人に対して感心示さず

干渉許さぬ並々凡人

帰属できるモノ好きな人やモノ作らない


人々の心バラつき散らばり

纏まりないからちょっとの微風で容易に吹き飛ぶ

たまたまこの地に生まれ落ちただけの

自分本位な未開の野蛮人


惨事起こる度慌ててふためき

紐帯を叫び美辞吐き散らかす

普段は個人が大事と宣い

ピンチな時だけ”絆”呼びかける


聞いてるコチラが赤面するほど

都合の良すぎるガキ染みた議論

言うこと成すことそのズレ気づかない


人々の心バラつき散らばり

纏まりないからちょっとの微風で容易に吹き飛ぶ

たまたまこの地に生まれ落ちただけの

自分本位な未開の野蛮人


長く絶え間無く引続く言葉

あらゆるカタチで伝わり伝える

荷物負いたくない気ままに生きたい

だけれど単体個人でどこかに行けるほど世の中甘くない


人々の心バラつき散らばり

纏まりないからちょっとの微風で容易に吹き飛ぶ

砂粒一粒等しい個人が

気ままにやっても何にも成せない空虚な人形

風吹かれるまま散り散りでいるか

水でも注いで泥でも良いから

一つに纏まる気概まだあるかい?

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