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徒然  作者: 遮那
125/152

陰翳礼賛

夜中に催しベッドを抜け出す

月の薄明かり時を刻む音

突然鳴り出す冷蔵庫の音

シンクの明かりが影を際立てる


子供の頃には薄暗がりから

いつでもナニカの気配を感じて

良くない行い容易にできない

諌めてくれてる大事な習わし


選択せぬまま知識をそのまま頭に詰め込み

数に比例して賢くなったと早まり合点し

大事な感覚失いさらには無いことにしちゃう

愛しきオバケは何処へと消えた


都心はどこでも夕暮れ時から

やたらめたらとネオンを焚かせる

臆病なほどに陰翳恐れる

文明社会を謳歌してるクセ


家でもどこでも影できないよう

明かりを灯して頑張ってみても

どこまでやっても不安は消えない

根っこの部分を失ってるから


目からの刺激が強すぎ頭はパンクし動かず

どこから来たのか?何者だったか?何したかったか?

思いを巡らす暇を与えず無闇に駆り出す

そろそろくたびれ疲れた頃じゃない?


目からの刺激が強すぎ頭はパンクし動かず

どこから来たのか?何者だったか?何したかったか?

喧騒離れて暗がり見つけて腰落ち着けれたなら

イヤでも己と向き合いそのうちオバケも寄り付く

捨て去り忘れた大事なナニカを

思い出させてくれるは陰翳

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