123/152
Danse Macabre
眩らむばかりに贅沢尽くして 身体を着飾り
いつどこ誰彼儲けた損した 実りなき噺
虚しく感じて思わず知らずと足向く故郷
無心で地平に溶けてく夕日を
しずしず見つめる砂漠の民人
生まれがどこでもどう生きようとも
等しく迎えるは「死」だけ
「生」への執着「金」への執着
取り憑かれている非人が
通りに繰り出し踊り狂っている
いつかは死ぬのに口するだけでも 憚れ久しい
生命が一等今が楽しけりゃ いいよとデカダンス
騒げるイベントどこかにないかと探して見つけて
恥と外聞かなぐり捨てさり
ヤケ糞捨て鉢繰り返す無意味さ
生まれがどこでもどう生きようとも
等しく迎えるは「死」だけ
「生」への執着「金」への執着
取り憑かれている非人が
通りに繰り出し踊り狂っている
生まれがどこでもどう生きようとも
等しく迎えるは「死」だけ
虚しく思うか同んなじことなら
戦う余地ありと
「終わり」に怯える己を誤魔化し
自堕落に暮らす
輩を尻目に生まれた時から
持ってる無二の刃
研いでき「死」までに一つか二つの
己が生きてた証残すこと
以外に恐怖を和らげようがない