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絶対
身近でナニカに汗水垂らして
取り組む誰かを疎ましく思う
本気でナニカを訴えられると
余裕のあるフリ ヘラヘラ繕う
足元フワフワ心は上の空
頭空っぽで冷えてるFrigidly
努力をしたのにくたびれ儲けで意味の無いことで
本気を出しても無駄に終わるのが怖いと言うけど
お金で測った目先の利益を追い続けている
価値観持たざる奴らだけ悩む
堅実誠実謙虚なフリして
意識しなくても「偉い」と思ってる
「絶対」なるモノあるとは露ほど
考えもしないむしろバカにする
「常識」壊して満足している
己が「神」だと言いたいかのように
何が「善い」のか「悪い」か基準をほとほと無くして
字面で細々書かれていないと落ち着いてられない
人から外れた恥じたる行い罰則なければ
平気でなんでもしてしまう始末
何が「善い」のか「悪い」か基準をほとほと無くして
行き先分からず呆気にとられて我を忘れてる
このまま無作為走り続けても良いことないから
ペースを落として心を落ち着け懐まさぐり
持っていたはずの「絶対」探し出せ
「お天道様いつでも見ている」