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徒然  作者: 遮那
115/152

euphoria-多幸症-

「今の私は望んでた私か?」

一度嵌まれば中々抜けれぬ泥沼の様で

寝てても覚めても不安に襲われて

他人はどうかと気になり調べる


隣がしょっちゅう車を替えたり

贅沢してるの知ったら溜まるは鬱憤jealousy


幸せなりたいと言うよりも寧ろ

幸せそうだと他人に見られたい

周りの目ばかり気にする余りに

余計なコトして苦しんで嘆く

結局何にも手にできないのに


親から友から社会自体から

毎日止むこと無く交わされてる

「誰にも幸せの権利がある」

定義が曖昧模糊としたままで


唯物論的俗物根性

囚われていては益々キリがない


騒げるナニカを必死に追いかけ

上辺の快楽一時溺れる

終わればどうして幸福(陶酔)してたか

分からず残るは嫌悪感だけ

心に重石がまた一つ増える


人は誰もが考えてる程

不幸でないし幸福でもない


幸せなるのがアナタの使命と

見えないナニカに脅され続ける

現状いまを幸せと実感できない

それが不幸だと誰かが言ってた

何が幸せか生き方次第よ

死ぬ間際にしか分からないかもね

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