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徒然  作者: 遮那
107/152

プロフェッショナル

手に汗を握る気を抜く隙の無い

その場に居たこと自慢したくなるシーズンベストゲーム

熱気がムンムン余韻は引かない

歓声答えてマイク持つヒーロー


「最後にファンの皆さんへ 何か一言お願いします」

「応援よろしくお願いします」 誰でも言えちゃう型通りのセリフ


好かれたいばかりに 振り撒くエセ笑い

普段では知り得ない 非日常的なドラマ

プロを名乗るなら 擦り寄って来ないで

観ているコッチも熱く燃えれない


日頃の感謝の気持ちを形に

舞台に立たされ試合の前から客前晒される

歌を歌ったりミニゲームをしたりと

本職少しもまるで関係無い


余計なことでもしちゃうのは 自信の無さの裏返し

時間を取られて落ちるレベル 益々人気が落ちてく悪循環


好かれたいばかりに 振り撒くエセ笑い

見分けがつかない ど素人タレント

真似していくほど 己をすり減らす

無駄な事して無駄に自滅する


喜ばれるのか好かれるか? 悩んでも意味無い二の次の次

不安が浮かぶ暇できない位に 愚鈍にひたすら練習するしかない


勝ちそうだからとか成功しそうとか

確信出来るからと初めてヤるもんなんかじゃない

肩書き通りの仕事を懸命やること自体が

ファンサービスだし応援し甲斐がある

評価は受け手が自由に決めりゃいい

プロなら黙って己の道を征け

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