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帝都陥落


 何もしていないのに、あちらこちらで火の手が上がる。

 根こそぎ動員をしたため、働き手を失い餓死する家族。治安維持の兵力も尽き、日々悪化する治安状態に帝都の住民は自衛の美名を掲げ、避難民を虐殺し略奪が始まった。

 避難民も、命の危機に帝都住民への暴力を正当化する…


 黒皇帝が見下ろす、栄光の帝都の成れの果て…盆地統一から中原平定を狙った、偉大なるグンマー帝国はすでに無い…あるのはただの負け犬…

「くそ!最後の一戦すら許されないのか!!」

 無残にも自壊していく帝都を見下ろし…黒皇帝は暗い眼差しを虚ろにし…呟いた

「俺の首を差し出せ。手土産をもって下ればさすがに邪険にしないだろう」



 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「火事のようだねぇ~火の元用心って言葉を知らないのかなぁ~?」


 くっ…セスはいつものように暢気なことを言っているが、どう見ても暴動が起きてるんだろう!武器を取らない平民を傷つけないように人道的にって言っているくせに…なぜ気が付かないんだ?

 わざとか?わざとなのか? 平均より知性の高いあの王女が気が付かないわけがないだろう。




一応あと1話で終わる予定。

ネタに詰まって逃げてシリーズ増やしすぎたので整理中。

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