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主要登場人物紹介 後編(第五十一章〜終章)

劉秀りゅうしゅう

本作の主人公。昆陽の戦いで百万の軍を破った英雄。自身が持つ二面性と葛藤しながら、名もなき民が平穏に暮らせる世界を目指して戦う。盗賊団・銅馬軍を配下にしたことにより、敵からは「銅馬帝」と呼ばれる。


【劉秀陣営】

鄧禹とうう

劉秀の親友であり、腹心。人の才能を見抜く異能を持ち、劉秀の眼となる。優秀な人物を次々推挙する一方で、不穏分子の排除を画策する。プライドが高く、引き際を見極められないという欠点を持つ。


呉漢ごかん

劉秀の軍事を支え、大司馬となる。烏桓突騎を率いて数多の敵を討ち滅ぼす。敵対者に容赦をしない苛烈な性格。度々劉秀の命令を無視するが、それも忠誠心故のこと。


馮異ふうい

劉秀麾下で最強の将軍。優れた戦術眼で、他の将軍が敵わない強敵をも次々と打ち破る。功を誇らず大樹の下で杯を傾ける姿から“大樹将軍”と呼ばれる。


朱祜しゅこ

劉秀の古い友人であり、古参の将軍。生真面目な性格で、劉秀と鄧奉の関係悪化に頭を悩ませる。


岑彭しんほう

劉伯升に助けられた恩義から漢軍に身を投じる。呉漢とは意見が対立することが多い。後に蜀攻めの大役を任される事になるのだが……?


耿弇こうえん

上谷突騎を率いる、知勇に優れた将軍。かねてよりの大願だった斉の国の攻略に挑む。愛犬を常に連れている。


馬武ばぶ

酔いどれの豪勇。大身槍を自在に振るって、殿で戦う。直情的で仲間思い。


鄧奉とうほう

劉秀の親友にして、辟邪の剣を操る剛力無双の将軍。自身の姪である陰麗華の扱いや南陽豪族に対する軽視に、徐々に怒りを蓄積していく。


彭寵ほうちょう

劉子輿攻めで貢献した漁陽郡の太守で理財の達人。恩賞が足らなかったと感じており、劉秀に対して不満を募らせる。


龐萌ほうぼう

劉秀の寵臣。劉秀からは「みなし子を託す事が出来るのは龐萌だけだ」とまで言われるのだが……?


郭聖通かくせいつう

劉秀の第一夫人。超名門の出身。気位が高い。グラマラスな肢体の持ち主。長く夫婦生活を続ける内に、劉秀を愛するようになる。


劉疆りゅうきょう

劉秀と郭聖通の間に生まれた長男。凡庸だが、心優しい。


陰麗華いんれいか

劉秀の第二夫人。南陽豪族の娘。控え目な性格。政略により第二夫人になったが、劉秀とは深く愛し合う。


劉子麗りゅうしれい

劉秀と陰麗華の間に出来た息子。天才児であり、卓越した才能を示して周囲を驚かせる。


【更始帝陣営】

劉玄りゅうげん

皇帝を称し、更始帝と呼ばれる。自身を傀儡として扱う朱鮪を次第に憎悪するようになる。凡庸だが暗愚ではない。


朱鮪しゅい

更始帝陣営の智嚢。更始帝の扱いを誤り、次第に険悪になる。李軼と共に劉秀の前に立ちはだかる。劉伯升謀殺の黒幕


李軼りいつ

更始帝陣営の将軍。武勇に優れる。朱鮪と共に更始帝に疎まれるようになる。朱鮪と共に劉秀の行く手を阻む。劉伯升謀殺の中心的人物


李松りしょう

更始帝の忠臣。軋み始める更始帝陣営をあくまで支えようとする。


劉恭りゅうきょう

更始帝の忠臣。更始帝の手によって苦境から救いだされたため、恩義を感じている。その忠誠は時に盲目的ですらある。


趙萌ちょうぼう

更始帝の佞臣。政治を壟断し、自己の利益のみを追求する。


趙匡ちょうきょう

更始帝陣営の智将。優れた洞察力・判断力を持つ。古の技術に対して造詣が深い。馮異の親友になるのだが……?


蘇茂そぼう

更始帝陣営の猛将。自身の美学に反するものを認めない。九節鞭を操って戦う。


【群雄】

公孫述こうそんじゅつ

蜀郡に“成”なる国を建国し、白帝と呼ばれる。漢王朝の天下を認めず、劉秀と敵対する。外様の将軍も重く用いるため、敗れた群雄が彼を頼りに集まって大勢力となる。慎重な性格


延岑えんしん

流浪の群雄。凄まじい生命力の持ち主で、何度敗れても復活する。様々な勢力に鞍替えする。


隗囂かいごう

天水郡・隴右を本拠地とする群雄。謎めいたカリスマ性を持ち、自身の王国を築く。公孫述と劉秀を天秤にかけて、両者を翻弄する。肉親も余裕で切り捨てる冷血漢


王元おうげん

隗囂の右腕。対劉秀強硬派の筆頭で、隗囂に心酔している。大斧を操る猛将


馬援ばえん

隗囂の家臣。隗囂の命を受け、公孫述と劉秀の間を行き来し内情を調べるのだが……?


盧芳ろほう

自称・劉文伯。漢の王族と匈奴の姫の間に生まれたという設定を捏造して、北方の地にて群雄となる。天性のペテン師


賈覧からん

盧芳の右腕。弓馬の術に優れ、漢人でありながら匈奴騎兵を自在に操り、劉秀の配下を次々と撃退する。


劉嘉りゅうか

漢中王に封じられたことをきっかけに群雄として名乗りを上げる。戦いの中でその目的を見失っていく。劉秀の剣の師匠


来歙らいきゅう

友人の劉嘉を支えるが、彼が状況に流されて変わっていく様に危機感を覚える。劉秀の勢力拡大を見て、彼に期待を寄せる。


劉永りゅうえい

“梁”の国で皇帝として即位。血筋の良さを最大限に活かし、群雄連合の盟主となって劉秀と敵対する。


董憲とうけん

赤眉から独立した群雄。駆け引きが上手く、劉秀配下の将軍達を打ち破る。


張歩ちょうほ

“斉”の地に王として君臨する。貪欲で用心深い。耿弇と対決することになる。


秦豊しんほう

“楚”に君臨する古株の群雄。劉秀をひよっ子と軽んじている。疑り深く、同盟相手に保険として自分の娘を嫁がせる。


【赤眉】

劉盆子りゅうぼんし

建世帝。赤眉にさらわれた劉氏の子供。予言をきっかけに赤眉の皇帝として担がれる。年齢にそぐわず聡明


樊崇はんすう

赤眉の頭領。卓越したカリスマ性で赤眉を率い、中国全土を略奪する。大都市を占領した事をきっかけに、富裕層への憎しみを募らせる。


徐宣じょせん

赤眉の幹部。赤眉の中では珍しいインテリ。幹部仲間の遅昭平に想いを寄せる。


遅昭平ちしょうへい

赤眉の女幹部。神憑りの巫女でもあり、赤眉の方針決定に深く関わる。樊崇に想いを寄せる。


諸葛稚しょかつち

赤眉最強の戦士。金砕棒で力任せに敵を叩き潰す。ある有名な人物のご先祖様


【南越】

徴側チュン・チャック

ある事をきっかけに漢人へ蜂起する。竹笛で戦象を操り、瞬く間に複数の城を陥落させて女王となる。


徴弐チュン・ニ

武勇に優れた徴側の妹。匕首を投げつけて敵を倒す。

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