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棒 is BOY  作者: 空野 マイト
9/23

スーパーにて

「あっっっっっちいいいいいいいいいいいいいいいいいい」

わかっていた事だが、外は中より暑かった。

暑いから家の中で冷たいアイスを食べるために、さらに暑い外に出てアイスを買いに行く。

もうこれわけわかんねえな。

家の外に置いてある自転車を取りに行く。

鍵を外してサドルにまたがる。

「アイスを買いにレッツゴーー!ひゃっはああああああああ」

狂ったように奇声をあげ、自転車をこいだ。

「うおおおおおおおお!体細胞がトップギアだぜえええええええ!」

『体細胞がトップギアだぜ』

この言葉を言うと、不思議と力が湧いてくる。

「俺、たくさんのアイスを買ったらお家に帰って腹一杯食べるんだ!」

スーパーへ向かう俺はうきうきだった。


10分後〜

「ひゃっはあああああああああああああああああああ!スーパーに着いたぜええええええ!いえええええええいいい!」

スーパーの外の駐輪場に自転車を止め、入店した。

「いらっしゃいませー」

店員の人が挨拶をする。

「いらっしゃいましたああああああああ」

俺は丁寧に挨拶を返した。

店に入った俺は早速、アイスが置いてあるアイスコーナーへと向かった。

「うわわわああああい!今日はアイス5割引だ!やったあああああ!」

アイスコーナーの壁に貼ってあるチラシに、デカデカと5割引と書いてあった。

これは買うしかない。

俺は、カゴいっぱいにアイスを入れ、レジへと向かった。

「おねがいしまああああああす!」

「はーい。」

ピッピッピッ…


3分後〜

「合計1580円になりまーす。」

「はあああああい!2000円からおねがいしまああああああす!」

そう言って、俺は財布から2000円を取り出した。

ドロドロガッシャーン

「420円のお返しになりまーす。」

420円を受け取り、財布に入れる。

「ありがとーございましたー。」

レジから少し離れたところに移動し、アイスを袋に詰める。

家に帰るまでに溶けそうだったので、袋に氷を入れてもらった。

「よおおおおち!お家に帰ろおおおお!」

駐輪場に向かい、自転車のカゴに袋を乗せた。

「そおおおだあああああ!帰りながらアイス食べちゃおおおお!」

袋に手を伸ばす。中に入ってるクソガリくんというアイスを食べる事にした。

「…ふう。やっぱりアイスは美味いな。」

片手で運転をし、食べながら帰る。

「帰りは別ルートで帰るか。」

いつもとは違う道で帰ることにした。

この道で帰ると1535円を無駄にすることを、この時の俺はまだ知らない…



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