1話「とろけるほど、おいしいのだから。」
絶品!とろけるプリン
投稿日:2019年1月20日
材料:プリン4個分
牛乳 400cc
卵 2個
グラニュー糖(カラメルソースの分も含む)150g
水 大さじ2
■■■■ 6.5g(■■■■が無い場合は■■と■■■で代用しても大丈夫です!)
手順
1鍋にグラニュー糖60gと水を入れて茶色くなるまで煮込みます。(カラメルソースをここで作りま
す!)
2出来上がったカラメルソースをカップに均等に移します。
3ボウルに卵、残りのグラニュー糖を入れてかき混ぜます。
4鍋に牛乳、■■■■を入れて熱します。(沸騰する前に取り出してください)
53のボウルに4を少しずつ加えながら混ぜます。
6カラメルソースの入ったカップに5を入れます
7鍋に布巾を敷き詰め、カップを置き、カップの半分くらいの高さまで鍋に水を入れます。
8蓋をして中火で熱し、湯気が出てきたら極弱火で20分ほど熱します。
9粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成!
注意点
カラメルソースは煮詰めすぎると焦げてしまうので注意しましょう。
■■■■を入れる際はできるだけ丁寧に入れましょう。
また、このプリンは生涯で4回までしか食べることができません。誰かにふるまう場合など、相手がすでに何回食べてるかを注意しましょう。
※■■■がプリンをねだっても4回以上は与えないようにしてください。
※■■■の目を直視するのは避けてください。
レビュー
★★★★★「とてもおいしいプリンができました!!!!」ゆいまる@料理研究家さん 2019/02/25
初めてこのレシピでプリンを作りました!まさかプリンに■■■■を入れるだけであんなに美味しくなるなんてびっくりです!
プリン以外にも料理をしたのですが、おいしすぎてプリン以外の味が思い出せないほどです!
早速明日も作っちゃおうかなとおもってます!(笑)
生涯で4回だけしか食べれないのが惜しいですね…でもこのレシピは文句なしの☆5です!!!!!!!!!!
★★★★★「これを食べるために生きてきたと言える」yamaDDさん 2019/12/09
いやー、このレシピはほんとうに衝撃でした。一口食べた瞬間に今までの食事に意味があったのかと思わされるほどですね。ほんとに。
私は普段料理とかしないんですけど、初めてでもレシピどおりにつくったら案外うまくいくものですね。
まだこのレシピを試してない方ははやく作ることをおすすめします。こんど両親に食べさせたいと思います。
★★★☆☆「味はいいけど…」名無しさん 2020/01/22
先日このレシピを初めて作り、とてもおいしかったのでまた作りました。
味はやっぱりとても美味しくて最近ではこのプリン以外いらないと思えるほどです。
ただ、このプリンがよほど気に入ったのか■■■がこのプリンを食べたいとしつこくねだってくるのがちょっと…
誰か何とかする方法を知ってる方はいませんかね?
★★☆☆☆「■■■がうるさい」so-jiさん 2021/02/13
■■■がうるさい。ずっとねだってくる。四六時中作れ作れと言われるせいでノイローゼ寸前。
あと一回しか食べられないのに。
★☆☆☆☆「知りたくなかった」このユーザーは既に退会しいます。2023/03/03
こんなことになるなら、つくらなければよかった
★☆☆☆☆「おすすめはしないです。」このユーザーは既に退会しています。2025/09/16
最初は、ただおいしいだけでした。
本当に、それだけだったんです。
やわらかくて、舌に触れた瞬間に溶ける。
甘さは角がなく、喉の奥にやさしく残る。
カラメルのほろ苦さが全体を引き締めていて、思わず目を閉じてしまうような味でした。
一回目は感動でした。
二回目は確信でした。「これは特別だ」と、疑いもしなかった。
二回目までは、まだ正常でした。
少なくとも、自分ではそう思っていました。
三回目を食べた日、夕食が味気なく感じました。
味がしないわけではありません。ただ、輪郭が曖昧で、色の抜けた写真のようだったんです。
どんな料理も、あのプリンと比べると薄く、何も感動しない。
気づけば、食卓のたびに思っていました。
「あのプリンに比べたらな」と。
それでもまだ、自分を疑うことはありませんでした。
美味しいものに出会ったのだから、他が霞むのは当然だと。
四回目を食べた夜のことは、今でもはっきり覚えています。
冷蔵庫から出したカップは、これまでと同じ重さでした。
スプーンを入れたときの感触も同じ。
とろける舌触りも、やはり同じでした。
ただ、食べ終えたあと、背後の空気が重くなったんです。
最初は、気のせいだと思いました。
振り返っても、何もいない。
けれど、台所の隅の影が、わずかに濃い。
冷蔵庫の白い扉に映る自分の背中の、その向こうに、何かが重なっているように見えました。
四回目を食べた夜から、はっきりと見えるようになりました。
■■■は、最初からいたのだと思います。
ただ、四回目までは見えなかっただけで。
それは人の形に近い輪郭をしています。
けれど、どこか寸法が合っていない。
肩幅が不自然に狭く、そのかわり腕が妙に長い。
指は細く、節が多いように見える瞬間がある。
そして目。
目が、何よりもおかしい。
通常より一回り大きいのに、焦点が定まらない。
白目がない。
黒に塗り潰された丸い穴が二つ、顔の中央に開いているように見える。
光を反射しないのに、こちらの動きには即座に反応する。
瞬きがありません。
瞬きが、ないんです。
まばたきをしないまま、ただ、こちらを見続ける。
まぶたが存在しないのか、それとも閉じる必要がないのか、分かりません。
あれに見つめられていると、皮膚の上を何かが這っているような感覚になります。
体温が奪われるような寒気。
背骨の内側を、細い針でなぞられているような不快感。
台所にも、風呂場にも、寝室にも、います。
どこにいても、視界の端に立っている。
音は立てません。
足音も、呼吸音もありません。
それなのに、存在だけがはっきりしている。
目を閉じても、います。
暗闇の中でも、あの黒い目の輪郭だけが浮かび上がる。
夢と現実の区別がつかなくなるほど、鮮明に。
■■■は言葉を発しません。
けれど、考えていることが分かるんです。
言葉ではなく、圧力のようなものが伝わってくる。
「また作って」
その感情だけが、脳に染み込むように伝わるんです。
求めているということだけが分かる。
私は限界でした。
眠れず、食べられず、ただ台所を見つめる日が続きました。
ある日、ふと思ってしまったんです。
もう一度だけ作れば、あの子がいなくなるかもしれない。
そう思ってしまったんです。
ダメなのに。もう既に4回作ってしまったのに。
しかし、現状は私にとって地獄と変わらなかったので、もう何をやっても同じだと思ってしまいました。
だから作ろうとしたんです。
鍋に牛乳を入れ、卵を割り、砂糖を量る。
手順は体が覚えていました。
■■■■を入れた瞬間、空気が変わりました。
背後にいた■■■が、ゆっくりと近づいてきました。
私は振り返りませんでした。
振り返ったら終わる気がしたからです。
けれど、見なくても分かりました。
顔が、変わっていた。
それまでの不完全な人型ではなく、はっきりと異形でした。
口が裂けるように横へ広がり、頬の境界を越えて、顔の半分を覆うほどに開く。
内側は暗く、奥行きが分からない。
歯のようなものが、何列も並んでいる。
くしゃくしゃに笑っていました。
音はありません。
それでも、笑っていると分かる。
耳の奥で、直接、震えが伝わる。
そのとき、私は理解しました。
これは罰ではない。
報酬でもない。
対価です。
あの味と引き換えに、■■■を見ることになった。
一生で四回まで。
五回目で完成する何か。
私は壊れているのだと思います。
けれど、それでも。
あの味を思い出すと、喉の奥が甘くなる。
恐怖と嫌悪の奥で、舌だけが記憶している。
ほんとうなら、一生知らなくてよかった味。
知ってはいけなかった味。
でも不思議と後悔はしていないんです。
だって、あの味を知れたのだから、
だって、あれは、
とろけるほど、おいしいのだから。




