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日々の日常との突然の別れ

作者: 未光
掲載日:2026/03/01

吾輩は猫である。

ある御主人様二人の飼い猫である。

御主人様二人は吾輩を一番に考えてくれる。そして吾輩にとても優しくしてくれるのだ。

時には御主人様二人でどちらが餌をやるか、どちらが先に吾輩と遊ぶかで喧嘩になるほど吾輩を一番好きでいてくれる。

吾輩もそんな御主人様二人が大好きだ。

いつまでも吾輩と御主人様二人とこんな日常が続くと思っていた

それなのにその日常はある日突然壊れた。

イヤでも最近御主人様二人が何か忙しかった。

御主人様一人は家に居なかったし、

もう一人の御主人様も不安そうに抱え込んで吾輩を必要最低限見てくれなくなった。

家に居なかったもう一人が帰って来たと思えば

何か大切そうに抱きかかえてた。

二人に赤ん坊が産まれたらしい。

めでたい事などで吾輩も最初は喜んでいた

だが二人は赤ん坊に付きっきりなのだ。

少し前までは吾輩のご飯も遊びもあんなに楽しそうに二人はしていたのに、

ご飯も遊びも自動に出来る奴を買って吾輩に構ってくれなくなった。

吾輩は今の御主人様二人には必要無いのか?自分の子を大切にするのは良い事だし、

初めてなのだから大変なのも分かるが

少しは

少しぐらいは吾輩を見てくれても良いのでは無いか?

前みたいにとまでは言わないから。


ね、お願いだよ。


そう心の中でつぶやいた。

吾輩はあの赤ん坊が正直に言って嫌いだ。

吾輩の大好きな御主人様二人の

『1番好き』

を奪われたからだ

それでも吾輩の御主人様二人の

『大好き』

は変わってない

その二人の

『1番好き』

を取り戻す為に

今の御主人様二人の

『1番好き』

を共有出来る者になり、

まずは大好きな御主人様二人に見てもらえるようになる

そして吾輩の魅力にもう一度気付かせて

御主人様二人の

『1番好き』

を取り戻して見せる。

そのついでにあの赤ん坊の

『1番好き』

も貰ってやる。

その為にまず吾輩はあの赤ん坊を好きに成らなければいけない。

今は嫌いのあの赤ん坊を。

吾輩の計画は上手く行くのだろうか?

イヤ今は吾輩を信じ前へ進むしか無い。

計画の成功の鍵となる。

御主人様二人の赤ん坊の名前はまだ無い。

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― 新着の感想 ―
 猫も好きだけど、子供も放置できず、暴力などの理不尽にもはしれない。いい人たちに恵まれたんですね、猫さん。  嫉妬はするけども、爪での暴れなどにまでは到らないペットの話、読み甲斐ありました。
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