黒い悪魔、Gと戦う戦士たちに捧ぐ
●G大地に立つ!
みなさん、黒い悪魔のGって言えば何のことか分かると思うんですが、なんだか名前を呼んではいけないあの人みたいですよね。アバダケダブラッ!
白い悪魔『G』を知ってる人もいると思いますが、別にガンダムとか黒いガンダムMK-Ⅱのことでもありません。
例のクソ虫のことです。
みなさんも嫌いでしょう。自分はそもそも虫嫌いなので、もっと、もーっと嫌いです!!
で、なんでこんな話をこれからしようとしてるのかと……
出たんですよ、アイツがっ!! ホラーですよ。うわああああああああっっ!!!
もはや下手な怪談話より怖いです。
人から聞く怪談話なんかより、実際に遭遇体験したGの方が遥かに怖い!!
しかもね、家族が見つけたは良い(悪い?)物の、殺虫剤を取りに行ってる間に逃げられたと。
( ゜Д゜)ハァァァァァァ??
おいおいおいおい!! 何してくれてんねんっ!!
あのですね、みなさん。
Gを見つけたら、一番大切なことはなんでしょうか?
それはですね……
一番大切なこと、それは絶対に目を離さないこと!!
断トツで大切なことです。
「何言ってんだ、凝視したくない!!」
「それより殺虫剤を持ってこないと!!」
はい、0点。
ダメですよ、敵から目を話したら(威圧)。奴らはゲリラみたいなもんですから……
それに背中を向ける? 敵前逃亡ですよ? 軍法会議物ですよ?
かくいう自分も正直ね、そんな物は見たくない。見たくないんです……
例えばセミファイナル!とか怖すぎて、近づきたくないし、そもそも視界に入れたくもない。
しかし、玄関ドアへ行く途中の道とかに死んだふりしてたら、絶対そこを通らなきゃいけないわけで、何があっても対応できるように凝視しちゃうでしょ?
百歩譲ってセミは夏だけだし、ひぐらしみたいな風情もあるのでまあギリ許してもよかろう。
でも玄関前で鳴くのだけは勘弁してください。外出したい時に俺が泣く。
だがG、テメーはダメだっ!
ともかく、奴らは身を隠すことに長けてますからねぇ。
もし迂闊に目を離して隠れられてみなさいよ。
ゲリラG兵に怯えて日常生活を送らねばならないんです。
そんなの耐えられますか? 自分には無理ですよ。
これが自宅以外なら放置、あるいは逃げるという選択を選んでもいい。
けれど時として、人には逃げてはならぬ時もある。
そう、自宅はダメだ。そこは安心して過ごせる聖域でなければならない。
じゃあ、どうする?
もちろん、聖域を取り戻さなくちゃいけませんよね?
怖いけど……『絶 対 に 息 の 根 を 止 めな き ゃ っ ! !』
そっちが一線超えてくるなら上等だよ、どっちが生き残るか、もう戦争するしかないよなぁっ!?
怖いとか言ってられない……はぁっ、はぁっ……やられる前にやらなきゃ……!
平和な日常を取り戻すために、命掛けるつもりで向き合う必要があるのです!!
はい、ここで『心臓を捧げよ』の曲流してー。
君たちは今から調査兵団の一員です。
奴らは存在していてはならないのです。
殲滅しよう、抹殺しよう。絶対に駆逐する意志!
進撃の巨人で「駆逐してやる! この世から一匹残らず!!」ってセリフあるでしょう?
虫好きな方には大変申し訳ないのですが、進撃の巨人が世に出るずっと前から、「この世から虫が滅びねぇかな……」とか思ってましたよ、はい。まぢむりぃ。
体の大きさ的にこっちが巨人みたいだって? それはそう。
ウリミバエ根絶した方法でGも根絶出来たらいいのに……
●貴方は特殊能力を持っている
さて、そろそろ話を戻しましょうか。
一番大切なこと、裏を返せば一番やってはいけないことは、目を離した隙に奴がどこに行ったか分からなくなることなわけです。
ゲリラと言いましたが、これがクマみたいな野生動物なら目を逸らした瞬間に襲い掛かってくるかもしれないし、もし達人同士の睨み合いなら死んでますよ。
いずれにしても、慌てて動いたら相手を刺激して、目を離すのと同じ結果に繋がるかもしれません。
なので次に大切なことは、野生動物相手よろしく、動く時は目線を外さずにそっと動くこと。
ただ静かに相手を注視し、視線を外すとしてもほんの一瞬。0,5秒とか。
武器を探す時にはどうしても必要になる動きですから、覚えてくださいね。
それでまあ、普通は殺虫剤を使うことになるんですかね?
…………正 気 か ?
だってすぐ死なないじゃないですか。
もし噴射してどこかに隠れられたら、生き延びてしまうかもしれないし、屍だってセミファイナルみたいな死んだ振りかもしれませんよ?
もうね、頼りないです。
そもそも、距離を多少取れると言ったところで、結局はある程度は近づかなきゃいけないわけじゃないですか。
しかも、置いてある場所まで離れてることも多いでしょう?
もう一人居れば、取って来て貰うことも可能でしょうけど。
熱湯という手も聞きますが……
そこで昔のわたくし、思いました。
より殺傷力がある方法で抹殺すればよくね?とね。
それは原始的な方法、『圧殺』です。
ぶっ叩く。踏みつける。何かの上から力(体重など)を掛ける。
これをすれば一瞬の間に昇天間違いなしでございます。
生死の確認不要。即死。素晴らしい!!
とはいえ、ですよ。
さすがに素手とか靴下履いた足で~とかは遠慮したいところ。
しかし人間には知恵がある。知恵という武器がある。
言い換えれば、人間には『なんでも武器に変えてしまう特殊能力がある』と言っていい。
×「すご~い!! あなたはG絶対殺すマンのフレンズなんだね!」
〇「すご~い!! あなたは何でも武器に出来るフレンズなんだね!」
あれ? でもけものフレンズなら知恵とか手の器用さとか……いや、止めておこう。
ともかく、人間は知恵が武器というのを何でも武器に変える能力って言い換えると、能力バトル物の能力みたいで気分が上がりませんか?
さすがに拳銃とか刀を作るには、設備とか技術とか知識や時間やお金が必要な、高レベルのスキルも必須になってくるので、今回はスキルレベル1でも武器に出来る物に絞りましょうか。
ちなみにゴムピストルはレベル2で作れるようになります(何の話?)
ゴムとかピストルとか2とか書いてると、なんかルフィっぽいですね……
「貴方はブキブキの実を食べた能力者です」という言い方もアリかもしれません。
●能力バトルはどう能力をバトルに応用するのかが大事
貴方は何でも武器に変えることのできる能力者だ。
人間はその知能で繁栄してきた生き物である。
使いようによっては岩で殴る、石を加工して石斧にする、尖った枝で突く、複数の石を布にくるみ遠心力で鈍器のように使ったりと、様々なものを武器にしてきた。
ボールペンですら武器になるのだから、つまり何でも武器にできる能力というのは例えでもなんでもない。
この世界では人類は知恵を武器にして戦う種族だ。
そして知恵次第では何でも武器にできる。
はい、あなたは立派な能力者です。証明終了!
というわけで、何を使ってGを潰すかですが、それこそ何でもいいんですよね。
例えばティッシュ箱は最も頼りになる相棒で、ぶっ叩いてよし、そのまま力を掛けて押しつぶしてよし、叩いたティッシュ箱が嫌なら、中身だけ抜いて箱を捨てても良いですし、叩いたティッシュを置く場所の下にチラシでも敷いておけば汚れも気になりません。
それから雑誌や新聞紙とかでもいいですね。
そのまま捨ててもいいし、雑誌で叩いた表紙だけ破いて捨ててもいい。
広いところならダンボールとかの箱でも洗濯洗剤の箱でも、家電の説明書でも、ゴミ箱でも、何でもいいです。
大体は見つけるのって水場なので、台所か洗面所想定でしょうか。
平らで圧死させやすい箱系、重量があってぶっ叩いた後にトドメの追撃が出来る紙束系が有力候補でしょうね。
でもゴミ箱だと底が少し凹んでたりするので、物によっては気を付けないとダメかも?
そもそもゴミ箱だと潰した後に拭いてもなんか気になりますしね。
なにはともあれ、こっちは生きるか死ぬかなので、殺し合いするつもりで接近戦を仕掛けてやりましょう。
武器はそこら中にあるのです。
大事なのは、目を離さず、冷静に周りに何が武器になりそうかを即座に判断し、ゆっくりとした動きで武器を手に取り……命を刈り取る。これです。
しかし、もし目を離していなかったとしても、隙間に隠れられると厄介ですね。
なにせずーっと監視してなくちゃならない。
奴らは
「当たらなければどうということはない!」
とばかりにすばしっこくて、機動力が凄いですし。
家の中が静かなら、視覚だけでなく、物音にも注意する必要があります。
こうして警戒態勢を取ってる間って、ずっと緊張しっぱなしで疲れるし、変な冷や汗もでてくるんですよね……
かといって、警戒を解くわけには行かない。
いわば、立て籠もりしている犯人を包囲している警察官みたいな感じでしょうか?
「抵抗しないで大人しく出てきなさい。家主(自分)も泣いてるぞ。いま出てくれば悪いようにしない、一瞬であの世に送ってやるから」
こっちは絶対に駆逐してやる!!という不退転の覚悟で臨んでますからね。
相手の動きにビビりはしても、一時間でも二時間でも粘ってやりますとも。
でもやっぱり怖いですからね、自分を奮い立たせねばならんのです。
なので殺すときには
「死ねぇ!(迫真)」
という掛け声で自分を鼓舞して恐怖を誤魔化し、手に掛けるんですね。
ハンマー投げとか、重い物を持ったりする時の掛け声みたいなものでしょうか。
あとトドメの体重掛けというか、思いっきり力を掛けて押しつぶします。
(くたばれぇェェッッ!!!)
と思いっきり念じながらグリグリ回転まで掛けたりします。
安心できないのでね。
え、なんか異常? そうかな……そうかも……
でもアメリカで不法侵入したら、殺されても文句は言えないじゃないですか?
そういうことです(真顔
まあ若干ハイになってるのは、そうやって気分を上げないとやっぱり気持ち悪い・怖いから、なんでしょうけど。
目に入らない場所にいてくれればいいのに……
とまあ、こんな感じが日常です。
あ、でたGは次の日にドアを開けた先におりまして。
手に持ったスリッパでぶっ叩き、スリッパ履いたまま体重掛けてあの世に送りました。
一瞬ポカンとしましたが、すぐさま敵を見つけた復讐者のごとく、足元にあったスリッパでお命ちょうだいしたよね。
居合切りならぬ、居合スリッパで一太刀……一スリッパにて叩き捨て御免!
頼りない殺虫剤より、スリッパの方が圧倒的に安心できる武器でした。おわり!




