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光の世界  作者: 藤森優斗
7/12

部屋のドアを叩いたら

大好きだった恋人にフラれたんだ……。

仲良しだった友達に嫌われたんだ……。

そのドアを叩いたら、いこう

僕を裏切り続ける世界に飽きたんだ


大切に守っていた想いは消えたんだ……。

見ない振りした不安は溜めてたんだ……。

そのドアを叩いたら、いこう

僕を苦しませる世界に疲れたんだ


飽きたんだ

疲れたんだよ


引きこもり、そのドアを叩いたら

信用も苦しみも消え去るのでしょう

でも、この部屋のドアを叩いたら

世界へと繋がる、生命が待ってんだよ……。


『世界』が僕の『世界』を無視し続けてる事が気に入らない

僕だって少しは努力してて、夢の一つも持ってるのに


『世界』は僕を見てみぬ振り

『世界』は僕を嫌っている


だから、僕の『世界』は四畳半にまで小さくなった

だから、僕の『世界』は膝を抱える程小さくなった


そのドアを叩いたら、全てを亡くしてしまえるよ

このドアを叩いたら、全てを受け止めて生きるよ


引きこもり、心はいつだって

引きこもり、そのドアを叩くなら


部屋のドアを叩いてみて

世界へと繋がる、生命が待ってるから


飽きていても

疲れたとしても



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