表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

35/75

アタシ達は3年生になった。

 夏のバケーションも終わり、九月になり、ミレーヌ達は士官大学校最終学年の3年生になった。ミレーヌはガーゴイルハンター科席次一位になった。リューとのビノームとしての活躍が評価されたと言うのもある。婚約をしたこともあり、ミレーヌとリューは一緒に住む事にした。今日はルイとルイーズのルイルイコンビをミレーヌ達の家に誘って、ホームパーティーでミレーヌの席次一位を祝う。


「かんぱーい。」


「ミレーヌ、おめでとうございます。」リューが言う。


「やはりこの二人のビノームは、最強なんだよなー。目的を達成した任務の量と質が半端ない!おめでとう、ミレーヌ。」とルイが言う。


「でもそう考えるとやっぱり勿体無いですねー。うちの学年最強のガーゴイルハンターとスライムハンターが来年はパレを去るなんて。」


 ルイーズが言ってしまうと、場が静まってしまった。リューの顔も少し曇っているように見える。


「わわわ、ごめんなさいっ、私ってば。」ルイーズが慌てる。


「あのね、もうアタシ、リューに付いていくって決めたのよ。勿体無いなんて事、無いのよ。そういえば、、、、」


 ミレーヌが話題を変え、また、みんな和気あいあいと時を過ごした。ルイルイコンビが帰って、ミレーヌとリューの食器洗いが終わる。


「ねえ、ちょっと夜の散歩に行かない?」ミレーヌがリューを誘う。


 外に出ると、夜風が気持ちいい。


「秋が近いね。秋刀魚が美味しい季節だね。」リューが言う。


「あなたって結構な食いしん坊よね。」ミレーヌが微笑む。

「いいレシピがあったら、アタシにも教えてね。アタシも同じ料理できるようになりたいから。」ミレーヌが続ける。


 左と真っ直ぐの方向に道がつながっているT字路に差し掛かった所で、突然、交通整理をしているらしい警察が出て来た。


「あーちょっと今からキミ達の正面の道は通行止めだ。左に曲がって迂回して。」警官が言う。


 ミレーヌとリューは少し不思議に思いながらも左へ曲がった。ここは細い路地で一本道。人の気配も無い。街の明かりも微かな暗い路地だ。


「気味が悪いわね。」ミレーヌが言う。


 その時だった。ミレーヌとリューの前後にピューっと木枯らしが吹く。前に二人、後ろに一人いきなり人影が現れる。ミレーヌとリューは前後を囲まれてしまった。


「何事?」とミレーヌ。


「ミレーヌ カルノ さん、、ですね?」


 男の声がした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ