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アタシ達は学科交流パーティーに参加した。 その1

 リューが復帰して2ヶ月が経った。ミレーヌとの特訓が深みを増し、リューのGガードもミレーヌのそれの40%程度の出力となってきた。Gガードの体得にのみ集中していてガーゴイルを攻撃する事はまだできないが、それでも任務が共同任務と呼ぶには十分なほどガーゴイルとの戦闘に、囮や盾としては、参加できる進捗だ。ガーゴイルハンター得意のエーテルに乗っての加速も、ミレーヌよりは少し遅いが、前よりずっと長くできるようになってきた。リューの中のエーテルがガーゴイルハント慣れしてきたのだ。

 一方、スライム戦ではミレーヌは後方でリューの仕事を見学するという感じだ。スライムは危害のレベルで言えば驚異的ではないが、増殖能力が高い場合が多く、効率よく除去しなければならない。リューの後ろから見た感じだと、肉体労働である一方、パズル的な要素も含むという感じだ。そんな感じの、一つのスライム戦が終わった冬の日の夕方だ。サンセール大学校正門に二人がいた。


「お疲れ様。」


「お疲れ様です。」


「明日は学科交流会ね。」


「そうですね。」


「ガーゴイルハンター科、スライムハンター科、軍医科の三学科共同開催。でも要領を得ないわね。学んでいることはほぼバラバラ、ビノームも私達ともう一組を除けば二学科からなる混成チームは無い。そうなると本当に交流が起きるのか疑わしいわね。つまり交流という目的はあまり果たされない。」


「こらこら、ミレーヌ。三学科の学科長が手間をかけて予算をつけたパーティーだぞ。始まる前からその存在意義を疑われると私も萎えるぞ。」


 一人の影が不意に二人のそばに現れた。


「。。失礼しました。エレオノーラ学科長。」

「こんばんは、エレオノーラ学科長。」


 二人はガーゴイルハンター科 学科長に挨拶をした。


「取れた予算はなかなかだぞ、都の様々なレストランが参画するフードトラック。学生の身分の風紀を守るため二杯までだが上等なワインも用意してある。」


 ちなみにサンセール大学校では20歳で一年生であり中央都の法令によると、入学時から酒は飲める事になっている。


「楽しみにしていますわ。さようなら。」


「さようなら。」


「うむ、さようなら。」


 三人はそれぞれの帰路へついた。

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