マルクの街に入りたい!
前回のあらすじ
ウルフにリベンジ!
すごくレベルアップ!!
チートな力に気づいた!!!
ホワイトウルフの解体を終えたユウトとゴルマスはウルルの森を抜け、マルクに入る為の列に並んでいた。
「ところで、ユウトはマルクに着いたらどうするのか決めたのか?あの森にいたってことは、もしかしたマルクに住んでたかもしれねぇだろ?誰かお前を知ってるやつもいるんじゃないか?」
退屈そうに列に並ぶゴルマスは
同じく退屈そうに町を囲む壁を眺めるユウトに話しかける。
「あー、それはないんじゃないかな?
そんな気がする。とりあえずは、住むところと金の確保で冒険者とかだなぁ。
それにしても、暇だなぁ...」
そう、退屈なのだ。
なんとこの列、某ネズミの国のアトラクションの行列より長いのである。
しかも、並び始めてから2時間たってもユウトたちは1歩もその場から進めていないのである。
「なぁ、マルクに入るのって何時もこんなに混んでるのか?それに列が進まないのはおかしくないか?」
「いや、流石にこんなに混んでるのは俺も初めてだ」
2人がそんな会話をしていると
前に並んでいる若い商人風の男が話しかけてきた。
「おう、兄ちゃんたち
お前ら知らないのか?この列が進まないのは貴族のせいだよ。どこかの貴族の息子が問題起こしてるらしくてな。まったく貴族ってやつは、、、、おっと、文句言ってるの聞こえちまうと不敬罪になっちまうし。まあ、兄ちゃんたちも大人しく並んでな。」
「あぁ、情報助かる」
(なるほど、この世界には貴族もいるわけか
やっぱ日本とは全然違うな。それにしても、原因が貴族のせいだと知ったらムカついてきたな、こんなに並ばせやがって。俺のチートな力があれば貴族も怖くないだろう。よし!)
「なぁゴルマス、俺少しトイレ行ってくるわ」
そう言ってユウトはマルクの門に向かって走り出した。
「え、おい待てよ!待てって!、、、
なんなんだよ、はぁ仕方ねぇな俺もついていくか、本当おもしれぇやつだな!ガッハッハ」
ゴルマスは、ユウトの突然の行動に驚きながらも
白い歯を見せながら笑い、既に遠くなったユウトの姿を追いかけた。
就活おわりました( ´ ▽ ` )
書きたいときに書いていきます(๑˃̵ᴗ˂̵)
全体的にタイトル変更しました!
初めての作品です!
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