表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
正しいチートの使い方!  作者: 天野かなで
チートを手に入れた!
3/6

第2話 加護を手に入れた!

前回のあらすじ


女神を名乗る少女

お前は死んだ!異世界に転生だ!

ほら急げと説明なしでの転生がはじまった。

「異世界転生えぇぇぇぇぇ」

優斗は足元に現れた白い光に包まれた。


「ん、ここは、、、森?本当に転生したのか、、、ってどうすればいいんだよ!結局、特典が何かも教えてもらってないし急すぎだろ!あの駄女神め!」


白い光に包まれるなぞの現象と突如目の前に現れた森に優斗は転生したことを受け入れたのだった。


「くそっ!どっちに進めばいいのかもわからないじゃないか、、、」


ピロン♫

称号『生命神の加護』を手に入れました


突如、優斗の脳内に不思議な音と機械的な音声が流れた。


「な、なんだこの声!?って生命神の加護ってなんだよ??」


優斗は次々と起こる不思議な現象に混乱していた。



**********************


『鑑定LV1』で称号『生命神の加護』を鑑定しますか?


YES/NO


**********************



今度は優斗の脳内にゲームのウィンドウ画面のようなものが表示された。優斗が恐る恐るYESと念じてみると脳内に情報が流れ込んできた。



**********************


『生命神の加護』

( 生命神 ミルージュの与えた加護

固有スキル『経験値獲得100倍』、『レベルアップ必要経験値0.5倍』を獲得する。)


**********************



(Oh、、、完璧ゲームじゃねぇか、というか経験値100倍と必要経験値0.5ってチートな加護だな、本当に女神だったんだ、称号ってほかにもあるのかな?)


優斗がそんなことを考えていると、周りの茂みが不自然に揺れた。


(ん?なんだ風か??)


優斗が茂みをじっと見つめると再び脳内にウィンドウが表示された。



**********************

--鑑定--

ホワイトウルフ オス 8才

種族:魔獣

属性:無し

状態:健康


ステータス

LV:4

HP:20/20

MP:8/8

攻撃:25

防御:13

俊敏:40

魔力:9

運:12


スキル:俊敏向上LV2 索敵LV3

称号:無し


**********************


(お、おい嘘だろ、、、武器も何もないのにどうしろってんだよ)


優斗が茂みを見つめたことにより、位置がバレたと思ったホワイトウルフは鋭い牙の生えた口を大きく開き、勢いよく茂みから飛び出した。


(や、やばいこのままじゃ死んでしまう!くそっあの駄女神め、武器ぐらい渡しておけよ!というかもっと安全な場所からスタートさせろよ!)


優斗は必死に走り出すが、通常の狼より大きく強いホワイトウルフから逃げられるわけもなく、背中から飛びつかれ地面に倒されてしまう。


(く、痛い、、、また死んでしまうのか)

「だれか、、、た、す、、、けて」


パシュ....


「キャン!」


遠のいて行く意識の中、優斗は空気を裂くような音を耳にした。

----------------------

「く、間に合わなかったか、、、それにしてもこいつ変な服着てるな」


木の陰から弓を手にした1人の男が出てくる。


「お、よく見りゃあ気絶してるだけじゃねぇか!ガッハッハよかったよかった!それにしても、見た感じ冒険者でもねぇし、なんでこんなウルルの森の深いところにいたんだ?、、、ま、気絶してるやつに聞いてもわからないか、今日の狩りはここまでにして様子を見るとするか」


----------------------

その頃駄女神ミルージュは、、、

「うーん、何をしておるのじゃ優斗は?戦わんのか?せっかく転生時に鑑定スキルと妾の加護を与えてやったのに、相手に背を向けて逃げるとは何をしておるのじゃ??」


全ては駄女神が転生を急いで、説明を忘れたために優斗がステータスにもスキルにも気づいていないのが原因なのだが、さすが駄女神そのことに気づいていない。

まだ女の子は出てきません。

次回、チートが明らかに!


最初のヒロイン候補はギルド嬢の予定です!

お楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ