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正しいチートの使い方!  作者: 天野かなで
チートを手に入れた!
2/6

第1話 let's 転生!

「んっ、ふぁ〜」


休日の昼頃に起きるような心地よさを感じて、堪らず大きなあくびをしながら伸びする。


「ん?知らない天井だ、、、ここはどこだ??」


優斗は眠っていたい気持ちを抑え、見覚えのない天井を不思議に思い体を起こす。

すると、どこからか可愛らしい女の子の声が聞こえて来た。


「おぉ目が覚めたのか、よかったのじゃ!」


どこからか聞こえる声に警戒しながら優斗は声の主を探した。もぞもぞっと優斗に掛かっていた布団が動き出す。


「ここじゃ、添い寝しておったんじゃ!どうじゃ、こんなに可愛い子に添い寝されて嬉しいじゃろ!」


(えぇぇぇ、のじゃロリだ!本当にいるんだ!)


布団の中から現れた金髪幼女を見つけ、優斗は心の中で叫んだ。

しかし、問題はそこではない。


「なんじゃ、のじゃロリとは?よくわからんが、いい響きじゃな!」


(え!心の声が聞こえてる??)


「ふっふ〜ん、すごいじゃろ!女神じゃからな、というかお主今の状況を疑問に思わんのか?」


(たしかに、のじゃロリより問題はここはどこなんだ?なんで俺はここにいるんだ?)


「あれ、そういえばたしか俺は女の子を避けてトラックで電柱に突っ込んで、、、う〜ん、、あ!そういえばあの時の女の子、君じゃないか!よかった無事で、ということは俺も助かったのか、、、よかったぁ、、、」


優斗は事故のことを思い出し、無事少女を救うことができ、自分も生きていたことに安心した。


「そうじゃ!確かにあの時の女の子は妾じゃ、あの時お主があのまま妾を救わなければ、お主が死ぬこともなかったんじゃがなぁ。妾が人間になって遊んでるときにあんなことになってしまうなんて。本当に申し訳ない。」


のじゃロリ女神様が頭を下げ謝罪する。


「え?死んでるって何言ってるの?ほら、俺こんなに元気じゃん?冗談でも人のこと死ぬとか言っちゃダメだよ!」


(この子何言ってるんだろう?あぁ、でも本当に無事でよかった、会社は無事に済みそうにないけど、、、仕事探さないとなぁ)


優斗は少女を叱りながら、自分が無事だと思い内心では会社のことが不安になってきていた。


「お主こそ何を言っておる、妾は女神じゃと言っておるであろう!生命神 ミルージュと言う名の立派な女神じゃ!子供ではないのじゃ!

たしかに、妾のせいで死んでしまったのは申し訳ないのじゃが

時間もないんじゃ真面目な話を始めるぞ!

信じられんかもしれんが、まあ事が始まれば信じるしかなかろう。お主には、妾の管理する異世界に行ってもらうことにしたのじゃ!」


のじゃロリ女神 ミルージュが真剣な顔でそう言った。


「い、異世界!?」


(何を言ってるんだこの子は?)


内心そう思いながらも

女神ミルージュから溢れる真剣な雰囲気から

その話が嘘のように感じられず優斗は混乱していた。


「そうじゃ!本来なら死んでしまった魂は記憶を失い浄化された後、新たな器に入りまた生まれるのじゃが、お主の死は妾が原因じゃからなぁ。

特別じゃ、記憶をそのままに生き返らせることにしたのじゃ、じゃがな1度死んだ魂を同じ世界にそのまま送ることはできないのじゃ。

そこで!お主は妾の管理する世界 ミルスフィアに転生させることにしたのじゃ!」


(転生ってそんなことできるのか?そもそも、そんな知らない世界で生きていけるのか?)


「安心するのじゃ、妾のせいで死んでしまったんじゃからな。お主にはあちらの世界で生きていけるように特典を用意することにしたのじゃ!

それに、あちらの世界では魔法が使えるしモンスターも冒険者もおるこちらの世界のゲームのような世界じゃから、なかなかおもしろいぞ!」


(む、ゲームのような世界、魔法がある世界、なかなか楽しそうだな、こっちの世界では辛いことも多かったし転生いいかもなぁ)


「よし!決まりじゃな!それじゃあ転生じゃ!

let's 転生!」


ミルージュの言葉とともに優斗の足元が白く光る。


「えっ!ちょ、ちょ待って、本当に異世界にえぇぇぇぇぇ」


----------------------

「ふぅ、なんとかミルスフィアに送ることはできたのじゃが、心配じゃ、、、自分の命を捨てて妾を救おうとしたおもしろい男じゃ、しっかり見守ってやらねば」


そう言ってミラージュはどこからか水晶を取り出した。その水晶には、森を歩く優斗の姿が映っていた。



ピロン♫

称号 『生命神の加護』を手に入れた。

少し長くなりすぎました(><)

まだまだ拙い文章ですがよろしくお願いします!


次回、チートの内容が明らかに!&敵と遭遇します!

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