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おかえり死神  作者: 夜凪トモエ
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プロローグ

はい、今回処女作となります夜凪トモエと申します。夜凪って書くのにヤナギと読むという(笑)突っ込んだ方も居るかもしれませんが、置いといて下さい。何も気にしないで。

先ずこれは、題名&あらすじですら紹介した通り、死神とわちゃわちゃする話です。嫌いな人はすぐにバックして下さい。何でもいいよーと言う人はどうぞ楽しんで下さい。文才無いのも気にしないで頂けるとありがたいです。いやもうホント切実に。

さて、前書き。何書けばいいの?(笑)

初っ端からなんか本編のこと書いたらこれネタバレなりますね、すいません、これからは気を付けます。これからも何か適当に書いときます。←


プロローグ




「おかえり、死神」

ベットルームに響いた声に反応するかの様に、ユラリと不気味に動く影が声の主である彼女に被さる。

夜、深夜午前二時十三分。数時間前までは眩しい住宅街の光を窓から眺め、目を細めていた私は、とても、幸せだったと思う。もう、思い残すことは無いだろう。不意に、腕に付けている翠と黒のブレスレットとに手をやり、確りと握り締めた。

「随分とお迎え遅かったのね、何処行ってたの?」

ずっと目の前で蠢いている影は何時の間にか、人の形を作り、本物の人間と同じ位リアリティの在る人間となっていた。否、やっぱり彼は死神だ。何時もの鎌を持ったままこちらを見据えている。部屋の隅に置いてある空気清浄機の微かな光に照らされ、元々白い肌が青白く不気味に見えた。

「お前には関係無いだろう、澪」

死神は彼女の名を発し、涙を落とした。

澪、そう、澪。私の名前。私が私であるということ。

「いいのか、もう」

「いいの、これで」

きっと彼は、もう未練が無いのかと聞いたのだろうと私は思い、即答する。この一言ずつが、私達にしか分からない暗号の様なもの、私達を繋ぐ言葉。

「狩らないの、魂」

「狩るさ、俺は冷淡で冷酷な死神だからな」

これは、彼の口癖。

ずっとそうであった。彼は私と出会った頃から私にそう、言い聞かせていた。俺は冷淡で冷酷な死神だ。本当は優しいのにそんなことを言う彼を、幼かった私はよく分からなかった。でも、今なら何故かよく分かる。

「優しい癖に。早く魂持ってっちゃえって言ってるんですけど?私の気が変わらないうちに早くしてよ」

私は、私の笑顔を見た彼を見る。とても理解が出来ない様な怪訝な顔をしている。

「俺には最後まで分からなかった。お前が何故、生き物にそう無理してまで笑顔を作るのか」

「何でよ」

そう言いながら彼は、私の鎌を首に当てがった。

「綺麗だ、澪」

「お世辞をどうも、早く殺せばいいのに」

然し彼は鎌を一行に降ろそうとしない。呆れた、自分の為に慣れたことすら出来なくなるなんて。貴方らしくない。

「世辞ではない」

「真逆」

「本当だ、頼むから受け取ってくれ」

ウンザリとした表情で言う彼は、お前らしいと苦笑した。

「……」

泣くよ私、と文句を吐く私の閉じた目には薄らと涙が浮かんでいる様で、堪えなければと心が急かされる。

「死神は死ねない。今度は俺が、お前が帰って来るのを待つ番だ」

「なら私は安心して死ねる訳だ」

「安心するな。お前は俺の元に帰って来るという義務がある。その時は、神隠しでも何でもする」

「人間って死ぬ為に生きてんじゃなかったっけ。まぁ、それも悪くは無いかな……じゃあね」

死を切り出してしまった私に、死神は顔を歪めつつ、一言待ってると告げた。彼は大鎌をもう一度彼女の首にセットし直し、大きく振りかぶった。

「行ってこい、澪」

その一言と同時に、走馬灯と言うのだろう。私の記憶が全て、頭に流し込む様に流れた。

プロローグ書きましたね、これから本編に入ろうと思います。さてさてさーて、死神くん。これ大丈夫?酷い話とか私に妄想させないでね?(笑)個人的には死神くんはイケボという設定ですね。ハイ。低い低い物凄くひっくーいボイスとかどうでしょう、低音ボイスですね。個人的な好みなんで気にしないで下さいすみません(スライディング土下座)。小説だからこそ色々な想像が出来るんでしょうけれども、それにはやっぱり作者のその想像力を相手に伝える、文字にする能力が必要なんでしょうね。私は殆ど人と積極的に関わろうとしないからダメ人間です。アニオタです。(謎の告白)中二病にニート予備軍ということから中ニートと呼ばれています。仲間が来てくれて語り合えたら幸せです。余談多過ぎたわ、それではまた。

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