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魔法訓練と援軍召還

幸明は「それじゃまずは基本魔法全属性いってみようか」と言うといきなり全属性ボール系魔法を浮かべると一斉に撃ちだした。

インデキシアはデータを見ながら「性能魔力値異常ありませんただ無詠唱とはいえ射出までの時間が平均よりかなり速いです」

ミャウは「まあこの辺はまだ基本ですからまだごまかせますね」

幸明は「慣らしオッケイそれじゃオリジナル始めるから計測と性能確認頼むまずは火のオリジナル魔法クラスターフレア」

インデキシアはデータを見ながら「火の攻撃魔法ランクは明らかに戦術クラス禁呪よりといったところでしょうか」

幸明は「同じく火の秘匿魔法煉獄紅蓮陣」

インデキシアはデータを見ながら「火の攻撃魔法ランクは戦術クラス神呪レベルです」

幸明は「水のオリジナル魔法タイダルウェーブ」

インデキシアはデータを見ながら「水の攻撃魔法ランク戦術クラス禁呪レベル」

幸明は「氷の秘匿魔法コキュートス」

インデキシアはデータを見ながら「氷の攻撃魔法ランク戦術クラス神呪レベル」

幸明は「攻撃魔法とりあえずこのくらいで次は防御魔法まずはダイヤモンドウォール」

インデキシアはデータを見ながら「土の防御魔法普通ならランクは中クラスなんですがこれは別格最上級クラス禁呪よりではないでしょうかでもこれを一瞬で構築されたら敵にとってどれだけ嫌でしょうね」

幸明は「なに嫌がらせも兼ねているならそれよりもこっちじゃないかな次のは規模が大きいからイメージを基にシュミレートしてくれるかまずはオブザキャッスルで次が次元障壁」

インデキシアはデータを見ながら「どちらも今まで存在していなかった魔法ですランクはどちらも戦術クラスですが先のほうが禁呪後のほうが神呪レベルですね」

ミャウがインデキシアに尋ねる「なんで次元障壁の方がレベルがたかいんですか?」

インデキシアはデータを見ながら「それは元々次元魔法自体系統的に高レベルな上おそらく敵の攻撃がカウンターで返されるうえ距離を詰めることもさせないのではないでしょうか」

幸明はにやりと笑い「ああ当たった攻撃は敵に送り返しそして実体は後方上空へ落下ダメージを入れられたらいいなぐらいだがな」

ミャウはいやな顔で「マスターを敵に回す相手に同情します行けども行けども一向にたどり着けないそんな情景が思い浮かびますね」

幸明は「いやいやまだまだこれからだオタクの本気をみせてやるよ次は全天方警戒魔法四方神」

インデキシアはデータを見ると慌てて「ちょっと待ってくださいこれってマスターこの世界救うついでにいくつ革新させるつもりですか」

幸明は胸を張ってにやりと笑うと「うん目指せ文明開化最終目標初めての異世界連合との友好条約締結を日本で行う」

ミャウは「えーそれはいくらなんでもまずいのでは」

そう言うと

「かまいませんよそのくらいならそれどころか相互で行き来してお互いが足りない部分を補い合ってほしいものです」と言う声とともにアマテラスは顕現した。

ミャウが「アマテラス様いきなりのおこしいかがされましたか?」

アマテラスは「堅苦しい挨拶は抜きで本題入らせてもらうはよじつは最初の大氾濫の前にどうしても伝えておかないといけないことが解ってしまったのこの世界のモンスターは元はこの世界の住人ですしかもその者達に罪が有った訳ではなくこの世界の創造神が気に入らないことをしたただそれだけの理由で死後モンスターされているのです」

幸明は顔を歪め「彼らに生前の記憶や感情は残っているのですか?」

アマテラスは首を振ると「おそらくだけど残っていないでしょうね」

幸明は涙をこらえるように上を向きながら「それだけがせめてもの救いですねほかに何かありますか?」と尋ねると

アマテラスは「ここにはあなたの涙を尊く思うものしかいないのに耐えなくてもよいのですよ幸明」

幸明「いえここでは泣きませんモンスターにされた者達の無念をはらし馬鹿神にツケを清算させるまでは」

アマテラスは頷き「あなたの覚悟わかりましたならば告げましょうもう一つのことを大氾濫の発生まであと三日しかありませんそしてほかの国からの援軍来ないですなぜならばほかの国々に創造神の神託が下り今回の大氾濫はこの国に対しての試練なので手出しすることまかりならぬだそうです、なので全力でやってしまいなさい神を名乗るにふさわしくない者に見せてやりなさいあなたという人間の力をそして皆で生き残りなさい」と告げるとアマテラスは帰っていった。

幸明は「二人とも聞いたとおりだあと三日しかないそうだ援軍も来ないならば援軍を召還してやるまでだ」と言うと「わが記憶の深淵より門をとうりてとくきたれ紅蓮のマクシミリアよ氷雪のミステリアよ大山のフォルテスよ疾風のクラウディスよ」と言うと同時に四つの魔方陣が描かれるとその中に4人の騎士が現れた。

幸明「四元の騎士の皆様わが記憶の中からとはいえいきなりの召還お詫びいたしますしかしできるならば私の話をお聞き願いたいそしてもしお願いできるならばご助力願えませんでしょうか?」

紅蓮のマクシミリアが「なに水臭いことを言ってるんだ主よ」

氷雪のミステリアが「我等にも召還を拒否できる権利がある」

大山のフォルテスが「こうして召還に応じたんだ理由のいかんにかかわらず」

疾風のクラウディスが「手伝うよ俺達はだから遠慮なく言ってよ俺達に敵をうちたおせってね」

幸明「ならば願おう三日後押し寄せるモンスター達に死を我等に勝利を」

ミステリアが「それで主よ敵の規模はどのくらいになりますか?」

幸明は「前回同様としても敵軍一万を下回ることはないだろう」

ミステリアは「なるほどわれらの相手に不足なしですな、それで防衛目標ならびにこちらの味方は?」

インデキシアがデータを見ながら「防衛目標の説明は私からいたします」と言ってこの町ならびに周辺を立体映像で投影した。

インデキシアは「これがこのまちならびに周辺の地形ですごらんのとおりこの町は広大な平原の中央に位置しておりますそして周りには獣人族のコロニーが点在していますが有事の際は町の中へ避難するものと思われます」

ミステリアが「なるほど守りにくく攻めやすい地形ですね」

インデキシアはデータを見ながら「はいしかし地形はこちらの有利なものへご主人ならば変更可能ですのであとはどれだけ敵に被害を押し付けられるかだと思われます」

マクシミリアは腕を組み「そうだな主よそれに手立ては有りますか?」

「次元障壁による周辺の迷宮化とオブザキャッスルで町の要塞化それとトラップ魔法の構築まだやってないがこんなところか?」

例を挙げて答える

マクシミリアは顔を歪め「それだけだとてがたりなくなりそうですね最悪想定で考えるならば例えば空からの敵襲や大型の敵襲に対する備えが甘いように思われます、地を敵が埋め尽くせるならば戦局を変えうる敵の襲来も想定しておいた方がよいでしょう」

幸明「龍種や王種か?」

マクシミリアは頷き「そうですそれらには我々か主に近い実力者が当たるべきでしょうそこでなんですが見込める実力者は何人いますか?」

幸明は首をひねりながら「今面識がある中では二人だけだ一人はこの町のギルマス轟槌の二つ名で呼ばれていた元Sランク冒険者とそのパーティーメンバーの元エスランク冒険者この二人は前回の大氾濫からの生還者だ」

ミステリアは頭を掻きながら「圧倒的にたりませんなとなると主よ我々クラスの騎士英雄勇者その他なんでもよろしい贅沢は言いません戦力になりうる存在に心当たりはありませんか?」

幸明は「そう言われても四聖騎士クラスの奴はそうそういないだろうでもまてよもしかしたらだめもとで呼んでみるか」

そう言って再び召還の呪文を唱え始めた。

「尊き存在に願い奉るそは冥界の門番にして冥王の従者たるケルベロスよ氷雪の神獣にして神喰らいの名を持つフェンリルよ大地の名を当てられし神獣べヒモスよ天空の竜王たるバハムートよ願わくば我が願いを聞き入れてくださるならばこの場においでください」と唱えた瞬間四つの魔方陣が現れその中に強大気を放つ存在が現れた。

幸明は片膝をつくと「尊き神獣の皆様私の願いを聞き届けていたただけるのでしょうか?」

バハム-トが「ただの人の子なれば我らは召還に応じたりせぬ」

べヒモスも「汝は神よりこの世界の救世主たれと命じられしもの」

フェンリルも「ゆえに我らはここに集った」

ケルベロスも「されど力を貸すかは汝の願い次第何でも貸すわけではない」

幸明は「解りました我が願いはこの町完全なる防衛ならびに敵モンスター群の殲滅への協力です」

バハムートも頷き「ふむまずは納得できる願いだこの周辺の邪気これら全てが実体化すれば確かに人の子のみではそれは無理だろう」

ケルベロスが「しかしバハムートこの量の邪気全てが実体化するなんて地獄が顕現するに等しい神がほって置かないのではないのかそれにほかの国に協力を頼む手もあるだろう」

幸明は苦しい表情で「残念ですが神の助けはありませんし他の国からの協力もありません」

べヒモスが「なぜわかる人の子よ神託でも下りたのか?」

その問いに

幸明は「他の国には神託がそして私の元には我が神アマテラスが降臨されました」

フェンリルは頷き「なるほどこの神気はかの神の残されたものか東方の太陽神様が汝に何を告げた」

幸明は「三日の後予言の大氾濫が発生する事、他の国にはこの世界の神により手出しを禁じられた事、そして先ほど言われた邪気は元はこの世界のために働きながらもこの世界を去りし方がたがこの世界の神が気に入らなかったそれだけで邪気に変えられそしてモンスターとしてこの世界に戻されている事この三つを告げられどんな手段を講じても予言を阻止せよ神の名においてそれを許すと告げられました」

ケルベロスは怒りを纏い「なんと無情な神と言えどそれは許されざる行為ではないかいかなる行いをしたる者も罪有らば裁かれることもあるが己が勘気を覚えたからといってその魂を自由にしてよいわけはない」

バハムートも頷くと「人の子よ我らが力思うがままに使うが良いしかし同時に使えるのは我等二体までと心得よこれはこの世界を崩さぬためである」

べヒモスはすまなそうに「我等の強力は世界の安定を壊滅させかねんのだ許せ人の子よ」

幸明は笑みを浮かべ「構いませんもとより駄目もとが制限つきながら手段が増えたのです喜ばしいではないですか後は別な手段を使うまでです神より理不尽を許すと言われておるのですその期待に答えるまでです無情なこの世界の神様には悪いですがこの私の前ではいかなる絶望も存在させません私が人々の希望であり続けるかぎり地球のオタクを敵に回したことを後悔させてやりましょう」

フェンリルは笑みを浮かべ「ははははこれは愉快人の子よ神に命じられた汝は神のシナリオを覆すと言うのかこれはなんと愉快なそして見事な覚悟だ」

幸明は「私にこの世界を救えと命じられたのはアマテラス様でありますしそれにこの世界の神のために私のように親を知らぬ子を生ませるわけにはいきませんので」

そう言って拳を固める

バハムートは「なんと汝を送ったのはかの神であったのかしかしなぜそこまでこの世界にこだわられるのか聞いておらぬか?」

幸明は頷くと「この世界はこの世界の神によって何度もリセットされているそうですこの世界の人々の記憶には残っておりませんがそしてその何度目かの世界に私は生まれる筈だったそうですがその寸前にリセットされたためアマテラス様が私を地球に引き取ってくださり消滅をまぬがれることができました」

ケルベロスは驚き「なんとそのような宿縁があったのかならば人の子よ我等には神の思惑に直接手出しすることはできぬがしかし汝ならばそれが可能だゆえに人の子よ汝の知識・記憶の全ての手段を使い破滅そして絶望に抗ってくれ」

四神獣は声をそろえ「そのためならば我等いついかなるときも汝の力となろうぞ」

幸明は笑みを浮かべ「ありがとうございます皆様の期待を裏切る行いはいたしません」と言って頭を深々と下げた。

ミステリアは「いきなり四神獣の皆様を召還されたときには驚きましたが無事協力を得られたことは喜ぶべきことでしょうがまだ足りません」

幸明は頭を抱え「しかしこれ以上となると元の世界の兵器をこの世界基準化させたものか、文字どうり空想魔科学兵器にご登場願うしかないのだけどインデキシア今から送るイメージの兵器群を攻撃順に投影してもらえるか流出した場合ほかでも再現可能かも添えて頼む」

インデキシアはデータを見ながら「わかりましたではお願いしますちょっとまってください何ですかこの量はえーとこれを並べ替えてほかで再現可能なのかを表示するんですか?」

幸明は頷いて「手間がかかるだろうが頼む重要なことなんだ」

インデキシアはデータを見ながら「やれないとは言いませんが少々お時間を頂きますよご主人様その間にこれを使えなかった場合でも何とかできないか話し合っておいていただけますでしょうか?」

幸明は頷いて「確かに無いものねだりばかりしてもいられないミステリアない場合の防衛戦略ならびに有効的な戦力運用それも教えてもらえるか最悪そっちでやるしかないのだから」

ミステリア「確かにないものねだりをしていてもし方ありませんこちらの戦力が少ないならそれを最大の攻撃力でぶつけるしかありませんね」と言ってほかの四騎士と打ち合わせを始めた。

「のう四騎士よその戦略わしらの能力も加味してくれるか」と言う声に振り向くと四人の獣人が立っていた。

ミステリアは「すみませんがどちらさまで」

そう尋ねると

ケルベロスが「人化したとはいえ気配でわからぬのか?」

フェンリルも「あなた達が四神獣と呼んでた存在だよ」

ミステリアは慌てて「すみません気づきませんでした皆様人化できるのですか?」

べヒモスは「高位の神獣ならば皆可能じゃよ中には人里に行くためだけになる奴もおるがな」

幸明は「それってもしかして伝承みたいに人の酒や料理が目当てでって事ですか?」

バハムートは頷いて「おおむねそんなところじゃが中には人間との恋愛目的の奴も居るぞ」






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