表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/26

監視の網

※登場する人物、地名、団体名等はすべて架空のものです。実在のものとは関係ありません。

また、作者は専門的な知識は無く、インターネット等で調べた程度です。その為、矛盾等があるかもしれませんが、ご理解ください。

インターネットカフェの個室、善輝(よしてる)は画面に表示された『アクセス不可』の文字を呆然と見つめていた‥‥


「嘘だろ……書き込んでから、まだ1分も経ってないぞ……」


回線を切断されたのではない、プロバイダレベルでこの端末からの通信が完全に遮断されたのだ。

背筋に悪寒が走る‥‥

これはただのサイト運営の削除対応ではない、国家レベルの監視AIが、特定のキーワードを検知して即座に潰しに来ている。


その時、個室のドアの向こうから複数の足音が近づいてくるのが聞こえた‥‥

ドタドタという無遠慮な音ではない。カツ、カツ、と統率された硬い靴音だ。


(まずい――!)


善輝(よしてる)は椅子を蹴って立ち上がったが、遅かった‥‥

薄いベニヤ板のドアが、鍵ごと蹴り破られる。


「確保!」


飛び込んできたのは、防弾ベストを着込んだ特殊部隊員たちだった‥‥

抵抗する間もなかった。善輝(よしてる)は床にねじ伏せられ、冷たい手錠が手首に食い込む。


「離せ! 俺はただ、事実を伝えようとしただけだ!」


「対象、神代善輝(くましろよしてる)。確保完了」


隊員は善輝(よしてる)の訴えなど聞こえていないかのように、インカムで淡々と報告する‥‥

そして、隊員の一人が無造作に善輝(よしてる)の首筋へ注射器を突き立てた。


「ぐっ……!?」


視界が急速に霞んでいく‥‥

薄れゆく意識の中で、善輝(よしてる)は思った‥‥

国は、国民を守るためにあるんじゃなかったのか?

なぜ、ここまでして‥‥

真実を殺そうと‥‥する‥‥んだ‥‥。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ