感覚は、あてにならない! 37章 俺と、花夏
こんにちは、葉桜 KONです!今回は、視点を変えて雄二の視点で書いていこうと思います。雄二と花夏の関係が今明らかにされます!それでは本編どうぞ!
俺は、FAS Square S EXPERTの絲山雄二だ。俺は、FASに2年前から入っている。花夏に誘われて。花夏は、3年前から入っていて1年俺よりも長くいる。能力が高いから、入って2年でMASTERになったこれは最速記録で、俺もびっくりはした。嬉しかったし、誇らしかったけど…少しだけ悔しかった。もちろん花夏のほうが長く入るし、能力も高けりゃ元の身体能力も高い。頭も悪いわけじゃないし…
それでも、俺は頑張ったMASTERになりたくて、でも俺は報われなかった…1年頑張った。でもMASTERになることはなかった。俺の努力は、花夏の一握りの才能で握りつぶされた。
「なぁ、花夏…なんでMASTERになれたんだ?教えてくれよ。確かに能力も強いし才能もある。俺も努力したけど、なんで花夏だけなんだ」
俺は、聞いてはいけないことだと思った。俺は、花夏を知らなかった。誰よりも知っているつもりでいた。でも俺が知っているのは、花夏の名前と好きなもの、そして性格、身長。そのくらいしか俺は知らない。
「ん?うーん…そうだなぁ。やっぱり、練習じゃない?私、早くMASTERになりたくて、FASの練習場で毎日練習してたからね、それじゃない?」
練習?そんなこと俺だってやってる、でも報われなかった…練習時間だって同じくらいやっていた。それでも花夏に追いつけない。むしろ、遠くなっていくだけだった。
「それでも、俺は花夏に追いつけない。なぜなんだよ」
花夏は、首をかしげて。考えるような仕草をした
「それはさ、練習内容なんじゃない?いつも誰かと練習してる?雄二。私はMASTERの先輩にたくさん話も聞いたし、練習も付き合ってもらった。でも、私が見ていた限り雄二は一人でしか練習してるところ見えなかったよ。だからさ、今度私と一緒に練習しようよ、こんな名言があるよ『早く行きたければ、一人で行け。遠くに行きたければみんなで行け』ってね」
なんだよ、花夏にしちゃいいこと言うじゃねぇかよ。そうか、俺は一人だったんだ…それじゃ確かに強くならないよな。目標の人と一緒に、練習するのが一番の近道じゃないか。なんでそんなことに気が付かなかったんだ…
「そうか…そうだな…よし花夏一緒に練習しようぜこれから」
「うんもちろんだよ、雄二、射撃上手いから教えてよ。私へたっぴだからさ」
なんか、嬉しいななんかもう、MASTERとかEXPERTとか関係ないな。俺と花夏は親友でいいじゃないか今のところはな。
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