7話
サトリ「クリエイト:ウォール」「クリエイト:メイズ」
サン「うわぁ、魔神様すごいですねぇ!」
サトリ「サトリでいい。サンの案も聞きたい。何か人間に対してできるものがあるか?」
サン「これだけでも十分だと思いますけど、こちらから一方的な攻撃ができるものがあるといいかもです」
サトリ「クリエイト:ホール」
壁に穴ができる。
サン「これだったら向こうの攻撃が喰らわないでこっちから一方的に攻撃ができるから完璧ですね!」
サトリ「助力助かる」
サン「いいーえー」
サトリ「ガンダが居たら使い方を教えてやってやれ」
サン「はいー!」
―
サトリ「クリエイト:ゴーレム」
作業用、警護用、訓練用のゴーレムを100体ずつ作る。
サトリは流石に一度に魔力を使いすぎたのかふらっとよろめく。
クルード「魔神様!大丈夫ですか!」
クルードが身体を支える。
サトリ「あぁ、少し魔力を使いすぎた」
クルード「お気をつけください」
サトリ「少し眠る。このゴーレムを使って復興に役立てろ」
クルード「かしこまりました」
サトリ「何かあればお前が俺の代わりにやれ」
クルード「はっ!」
―
身体が怠い。
魔力の枯渇は前世を含め2回目である。
前回は人間のために。
今回は魔のために。
サトリ「全てをぶち壊す」
深い、深い眠りにつく。
夢を見た。
人間に殺される夢を。とてつもなく痛みを感じる。まるで現実のように。
サトリ「どれくらい眠っていたのだろうか」
再び、サトリが出る。