6話
サトリ「残った二人の名前は?」
クルード「確認を怠った方が中指のザント、もう一人が小指のザンカです」
サトリ「クルード、次回からはしっかりとしてくれよ」
クルード「はっ」
サトリ「サン、いるか?」
サン「ここに!」
サトリ「魔神・魔物代表を倉庫に案内しろ。多少の食料を用意した」
サン「はいー!」
サトリ「リュウとソーンは今まで通り食料問題に尽力」
ソーン&リュウ「はっ」
サトリ「シン、今の領域の状態を確認、クルードを一緒に主な地図を作れ」
シン&クルード「はっ」
サトリ「ザンシ・ザンカ・ザントは残りの2指の育成と残りの代表たちの力の底上げを」
3指「はっ」
サトリ「三賢とガンダは私と一緒に大会議室に」
三賢・ガンダ「はっ」
―
サトリ「人間が攻めてくる場所、時間などを今までの経験を活かして教えてくれ」
ガンダ「人間はどんな手でも使ってきます。場所も時間も多岐に渡り、特に決まったようなことはありません」
サトリ「それで負けたと」
ソゴン「始祖様が負けるということは今までありませんでした。さらには五本指ですら負けたことがなかったため、そのよ
うなことすら考えることはありませんでした」
サトリ「だとしたら慢心が招いた敗北か」
アゴン「お恥ずかしい限りです」
サトリ「だとしたらどうすれば人間の対策になると思う?」
カゴン「前救世主は異常なスキルによって突破されたもの。同じようなスキルがあれば難しいかと」
サトリ「普通の人間相手では?」
アゴン「時間稼ぎができれば体勢を整えられるので問題ないと」
サトリ「時間稼ぎができればいいんだな?」
ガンダ「それに見張りをつければ迅速に動けるかと」
サトリ「ガンダは見張りに使えそうな適任者を50人選抜しろ」
ガンダ「はっ」
サトリ「それでは手こずるものを作ってやろう」
三賢「よろしくお願い致します」