27話
テラス「ふむ…自分に影を取り込めば強くなり、やっと親衛隊の影は移せるようになったか…」
クルード「親衛隊が活動できなくなるのでやめてください」
テラス「親衛隊はなんのためにいるんだ?」
クルード「5本指の選抜で各要人に付いた5人ですね、実力的には5本指と同格くらいです」
テラス「かなり時間が経っているようだな」
クルード「半年くらいですかね…」
テラス「もうそんなに経っていたか。研究に勤しみすぎたか」
クルード「ご自身の親衛隊は良いですか、他の人の親衛隊には手を出さないようにお願いします」
テラス「…気をつけよう。どの辺までが要人になっているんだ?」
クルード「一応5本指以上には一人以上付いています」
テラス「私の親衛隊はどれだ?」
クルード「こちらの3人です。ハヤテ・ナギサ・マリア」
『はっ』
テラス「ああ、最近ここに出入りしている者たちか」
クルード「人間ですが、亡命後5本指の指導の元、5本指と同等にまでのしあがった3人です」
テラス「ほう…でも他に人間を見ないが」
クルード「基本的にはこの場内に人間が入れないようになっているので」
テラス「なのにこの3人は出入りしていいのか?」
クルード「この3人は呪いをサトリ様の呪いを受け入れているので大丈夫です。謀反などを起こそうと考えを起こした瞬間に脳が焼き切れる呪いだそうです」
テラス「そうか…魔族の方が成長倍率は高そうなんだが…」
クルード「体は人間ですので同じ人間と居た方がいいかと。サトリ様が」
テラス「ふむ…他の魔族から見ればただの女人か…」
クルード「そうですね、万が一にでも他の魔族が粗相とする可能性も無くはないので」
テラス「まぁ、いいだろう。それにしても5本指と同じ強さとなると相当強いのではないのか?」
クルード「少なくとも当時の救世主よりは強いとは思います」
テラス「ほう…それでは少し試させてもらおう」
クルード「何をするおつもりですか?」
テラス「少し実力を見ようと相対そうと」
クルード「それも謀反になるのでダメです」
テラス「あ…そうか…それでは3人の殺し合いでも見てみるか」
クルード「それなら問題ないかと」




