23話
クルード「一切手がかりが掴めていないようです」
サトリ「大丈夫だ。呪いで居場所も把握している。飛び飛びのようだがな」
クルード「恐ろしい能力です」
サトリ「そうでもないさ、どんな能力にだって弱点がある…」
―
サン「最近また人間が増えて来ました」
サトリ「どうなっている?人間の国で何があった?」
サン「わからないですねー。国政がどうちゃらと言っているみたいですけど難しいことがわからなくて」
サトリ「アゴンを呼び、話をさせろ」
サン「わかりましたー」
サトリ「ガンダ」
ガンダ「ここに」
サトリ「聞いていたな」
ガンダ「直ちに」
サトリ「クルード」
クルード「直ちに」
―
サトリ「どうだった」
アゴン「簡単なことでした。他の国の政治不安による恐慌などが起き、民意の欠如及び破綻が原因で渡り歩いた結果辿り着いた先がここだったようです」
サトリ「ふむ…」
ガンダ「こちらも同じに」
アゴン「魔の物に屈した政治と罵り、辿り着いた先が魔の物の国とは」
サトリ「それもまた真理」
クルード「彼の国は救世主により国王が殺された者のようです」
サトリ「そうか…」
アゴン「どういたしますか?」
サトリ「受け入れろ、いくら居ても問題はなかろう。国は再興すればいい」
アゴン「それでは迅速に法案を作りましょう」
サトリ「頼む」
クルード「それでは次の段階へ進みます」
サトリ「アゴン、ソゴン、カゴン」
三賢「ここに」
サトリ「これより人魔が集うようになる。迅速且つ適正な法を作れ。人魔も平等な世界だ」
三賢「すぐに」




