2話
サトリ「この場所は…魔神がいた領地か…誰かいるのか」
魔神との戦いの末、城は無くなっていて、目立つものがない。
すると、何者かが飛んでくる。
?「貴様は…救世主サトリ!」
サトリ「お前は確か…右方のクルードだったか」
クルード「何故お前から始祖様の魂が感じられるんだ!?」
サトリ「まずはその殺気を消してくれないか?変な奴らまで来てしまう」
クルード「お前の話がちゃんとしていればな」
サトリ「はぁ…救世主サトリは殺された。醜い人間によってな」
クルード「は?」クルードの殺気が薄まる。
サトリ「死後魔神の魂に会い、喰らった」
クルード「それは…」
サトリはクルードの頭を掴む。
サトリ「こうした方が早いだろう」力を手に流す。
クルードは痙攣を起こし、力が抜ける。
クルード「サトリ…新たな…主人…」
サトリ「わかってくれたか?」
クルード「イエス・マスター」
サトリ「今の状況を教えてくれ」
クルード「始祖の最後の力で元救世主に殺された魔神・魔物は全員復活しております。ですが、最後の力を振り絞った
ため力は4分の1程度になります」
サトリ「通りで強い反応がないわけだ」
クルード「申し訳ございません。元救世主が居なくなってから1月ほどしか経っておりませんので…」
サトリ「そうすると殺されて三週間ってところか」
クルード「何故元救世主は殺されたのでしょうか」
サトリ「さぁ…自分で制御できない力はいらないってところだろうな」
クルード「しかし、新たな魔神様が復活したとなると新たな救世主が現れてもおかしくはないかと…」
サトリ「そのことで全員と話したい。全員を集められるか?」
クルード「呼べば大体は揃うかと…」
サトリ「それでは全員集まるということにはならないが」
クルード「申し訳ございません。今全員を集めます」
サトリ「その前に城を再び作るか…」
クルード「それでは全員を集めてきます」サトリ特有のスキル
サトリ「クリエイト:キャッスル」膨大な魔力を使えるのは魔神の魂を喰ったから。