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滑走路

作者: 浦田茗子



 いろいろな車が

 夜の国道をまばらに流れていく


 二車線をすり抜けて遠ざかっていくテールランプ

 その迷いのない軌跡は文句のつけようもなく


 オレンジの灯りに照らされた横断歩道は

 無意識の中の目印になって


 真っ直ぐな道路に灯る信号さえ

 スピードに味方するように

 先の先まで青


 「滑走路みたい」


 あの人の言葉の意味がわかったのは

 ひとりきりの夜のドライブ


 どこまでも走っていけそうで

 そのまま飛んでいけそうで


 目的地なんてあってもなくても



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― 新着の感想 ―
[一言] 夜のドライブって昼間とがらりと世界が変わるようで面白いです。暗闇にぼうっと連なる明かりも綺麗。 なんだか夜のドライブに行きたくなりました。
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