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ヴィリウ、決死の防戦

『あなたのハートに☆ライトニング』

イライナ公国準愛国歌

作詞・作曲:パヴェル・タクヤノヴィッチ・リキノフ

歌:ミカエル・ステファノヴィッチ・リガロフ


 ミカエル君が領主就任5周年記念のライブで披露した歌唱曲。いわゆる電波系ソング。地声は『女性声優が演じてる少年役みたい』とも言われるミカエル君だが、この曲を歌う時はロリボで媚びまくりながら歌うのが特徴。その甘ったるい萌え声に多くのイライナ国民と海外勢が脳を焼かれた。

 それ以降は各地の慰問ライブで披露されるなど定番の曲となっており、アンコールにも応じる強火なファンサを見せるミカエル君であった。


 なお、元々はアイドルが歌う曲として用意されたものだが、人気が高まり過ぎたあまりイライナ公国の準愛国歌と化してしまっており、1972年に大東亜連邦の台湾で開催された世界万博のイライナパビリオンではこの電波ソングが延々と流れていた。訪問したガブリエル君は祖父の歌う電波ソングに白目になったらしい。



歌詞


1

キラキラ☆夜空のスキマから のぞいたキミの涙

しょんぼり寂しく ポツンと雨宿りしてるの?

だいじょうぶ! ミカがいますぐ飛んでいくよ

落雷注意の☆愛を受け取れ☆彡


溜息なんて ショートしちゃえ!

ブレーカーごと ショートしちゃえ!

暗い回路に キラッと光る

一緒にスパークしてみない?


あなたのハートに☆ライトニング!

どっかんずっきゅん 電圧MAX!

泣いてる夜も悲しい心も 一瞬でフル充電!

バチッと世界を照らしちゃうんだ☆彡

ほらね? 心が明るくなったでしょ?


2

俯いてるキミの心 立ち直れない時は

ミカがそっと隣にいて ”大丈夫!”って充電するよ☆

眩しいくらいのスマイルで 電子回路さえトリップさせちゃう!

落雷一発☆フルチャージ!


不安の雲を ぶち抜いて

稲妻みたいに 駆け抜けるよ

キミの笑顔が 咲くならもう

空模様なんて 関係ない!


あなたのハートに☆ライトニング!

ピンチの影も 一瞬でデリート!

泣き虫モードも 強☆制☆終☆了

スパークの光で ぜんぶ照らすよ!

ほらね? 心が明るくなったでしょ?


ラスサビ

あなたのハートへ☆ライトニング!

未来のゲートを照らしちゃうの!

ゼッタイ離さない キミの電源!

ミカが守るよ ずっとずっとね☆

さあ行こう 光の向こうへ!


ほらね? 心が明るくなったでしょ?









すいません人生初の電波ソングの作詞でカロリー使い果たしたんで今日の話これで終わりで良いでs……え、ダメ?(当たり前)


「放てェ!!」


 力強い号令と共に、歩兵部隊のボルトアクション式小銃が火を噴いた。


 ズバババン、と轟音を轟かせて放たれたライフル弾のつぶては、今まさに逃げ惑う市民の背中に喰らい付かんとしていた竜の仔の全身を刺し穿ち、絶命に至らしめる。


 ヴィリウ守備隊が装備している小銃は最新鋭のナガン小銃と比較すると一世代前のものだ。


 ”ヴェテーリ小銃”と呼ばれるフェルデーニャ王国で製造された旧式の小銃である。弾倉(マガジン)は持たず単発式、使用弾薬は黒色火薬を用いる10.4㎜弾。確かに威力と十分な射程は保持しているが、弾倉を持たないが故に生じる射撃継続能力の致命的な不足と、黒色火薬が生み出す大量の白煙により射撃位置が露呈する、加えて自らの視線まで遮ってしまうという問題は前時代特有のものだ。


 イライナ独立に伴う軍備拡張のため急ピッチで装備の更新を行ったイライナ軍だが、しかし軍からの需要に対し工場からのナガン小銃の供給が不足していたのである。リュハンシク州の防衛から軍拡を全てミカエル一派に委託し、余剰のリソースを用いて軍拡を推し進めたにもかかわらず、だ。


 それを何とか補うため、当時フェルデーニャが最新鋭の”エルカーノ小銃”へと更新していたがために格安で放出していたこのヴェテーリ小銃を大量に買い付け、比較的危険度の低い西部を護る部隊に支給した、というわけだ。


 だから兵士たちの持つ小銃をよく見てみると、機関部(レシーバー)にはフェルデーニャ語の刻印が見受けられる。


「装填! 第二陣前へ!」


 しゃがんで装填する歩兵の隊列の後方から、装填済みのヴェテーリ小銃を抱えた別の隊列が前に出る。銃床を肩に当て、右肘を外側へと突き出す格好で構えた彼らに向かい、3体の竜の仔が涎を撒き散らしながら突進してくる。


 兵士たちの目が明らかに怯えている事に、ステファンは気付いていた。


 無理もない―――と兵士たちに同情する。


 ヴィリウはイライナ西部に位置する都市である。地政学的にイライナは東部に大きなリスクを抱えており、それとは打って変わって西部は平和そのものだった。西側には数多くの友好国を抱えており、その多くがイライナ独立戦争においてイライナを水面下で支援してくれたのである(大々的に行わなかったのはノヴォシアに目を付けられたくなかったためだ)。


 そういう理由もあって、イライナは限られた戦力を東部へと偏重して配備する事で対ノヴォシアに特化した国防戦略を構築。外交努力と歴史的経緯により侵攻される恐れがない西側の守りは軽視されていて、配備される兵士も実戦経験のない若者が多かったのである。


 そんな彼らの初陣がよりにもよってあの伝説の邪竜ズメイ(ズミー)との一戦なのだ。恐れ戦くのも無理はない。


 だからこそ、自分が取り乱すわけにはいかなかった。


 先ほどから若い兵士たちの視線を見ていれば分かる。


 極限の恐怖とプレッシャーの中、まるで何かに縋るような目だった。


 英雄イリヤーの子孫―――リガロフ家の先代当主ならばきっと何とかしてくれる、という目。


 そんな彼らの期待に応えるためにも、取り乱さず毅然と振舞わなければならなかった。


 それこそがリガロフ家という一族に生まれた者の宿命―――久しく感じる事のなかった、双肩にかかる重い責任の感触であった。


「まだだ、引きつけろ!」


「距離100!」


「もう少し……もう少しだ!」


「距離70!」


「閣下!」


「もう少し!」


 父スピリドンから、適切な射撃距離も教わった。


 曰く『相手の黒目がはっきり見えたら頃合いだ』。


「距離50!」


「放てぇッ!」


 パパパパンッ、と銃声が弾ける。


 10.4㎜弾の槍衾が、迫ってくる竜の仔の外殻を真っ向から打ち砕いた。


 単発式、黒色火薬という旧時代の遺物であっても、しかしその威力は現行のライフル弾に決して劣らない。黒色火薬のパワー不足を弾丸の質量で補う形のそれは、さながら火薬で撃ち出される金槌の如く竜の仔を盛大に殴りつけた。


 首、胸板、胴体。急所を立て続けに蜂の巣にされ、竜の仔たちが大通りに崩れ落ちていく。


「装填!」


 ごう、と頭上を航空隊が通過していった。


 近隣の市街地から駆け付けたと思われる航空隊だ。二段になった翼が特徴的な複葉機で、機首には機銃を、機体下部にはアメフトのボールを肥大化させたような大型爆弾を吊るしており、その重量のせいかよたつくような不安定な挙動で飛んでいる。


 頼んだぞ……と若い兵士が空を見ながら言った。


 竜の仔に何機か撃墜され、火を噴きながら降下していく。しかし生還を期さぬ決死の突撃で竜の仔の防衛ラインを飛び越えた何機かの航空機はズメイ(ズミー)に肉薄するや、仲間の仇と言わんばかりに爆弾を投下。市街地を火の海に変えながら悠然と歩くズメイ(ズミー)の脇腹に爆弾を叩き込み、大爆発を生じさせる。


「閣下!」


「!」


 装填する隊列と入れ替わりで射撃姿勢へ移行する歩兵隊に、上空から竜の仔が急降下してくる。


 無防備な兵士たちをやらせるわけにはいかない―――錆び付いた思考回路に電気信号(パルス)が駆け巡り、久しい感覚が身体中を迸る。


 咄嗟に右手でステッキを掴み、魔力を放射して電撃を放った。


 リガロフ家の庶子、ミカエルがそうであるように、ステファンもまた雷属性魔術の使い手であった。奇しくも親子そろって適性C+である。


 しかし地道に努力を積み重ね、されど久しく使う事のなかった雷属性魔術。すっかり錆び付いたその技は、それでも身体が覚えていたらしい。触媒のステッキを介し放たれた蒼い電撃はうねる大蛇の如く竜の仔絡みつくや、その熱で身体を焼きながら筋肉を硬直させ、歩兵部隊への攻撃を企図していた竜の仔を石畳の上に墜落させてしまう。


 すぐに数名の兵士が駆け寄り、麻痺している竜の仔に銃剣を突き立てた。ぎぃ、と錆びた機械のような鳴き声を発して、竜の仔が動かなくなる。


「狙え!」


 兵士たちが構え、銃口を竜の仔へと向けた。


「放てぇ!」


 銃口から、立て続けに白煙が迸る。


 これで何度目になるかも知れぬ10.4㎜弾の一斉射。一瞬ばかりの土砂降りのような熾烈な射撃に、竜の仔が1体、また1体と倒れていった。


 既に路上にはステファンの指揮する銃士隊が薙ぎ倒した竜の仔の死骸が山のように積み上げられ、路肩の側溝には雨の日よろしく大量の血が流れ込んでいる。まるで死体で舗装された道のようにも思えるほどで、これほどの働きをしたのだからステファンも兵士たちも皆英雄勲章モノであろう。


 しかし、それでも頭上には大量の竜の仔が依然として舞っている。


(なんて数だ……!)


 未明の空が、黒い影で覆い尽くされるほどの数。


 殺しても殺しても、次から次へと湧いてくる―――もしかしてズメイ(ズミー)から()()()()()のではないか、と一瞬ばかり真面目に考えてしまうほどだ。


「ほ、報告!」


 はあはあと息を切らしながら走ってきた兵士(恐らく伝令だ)が、呼吸を整えながらステファンに敬礼し報告する。


「2-1区画が壊滅! 竜の仔の一団が市街地中枢に接近中です!」


「……ここも危ない、か。ご苦労!」


 答礼を返し、伝令の兵士を労うステファン。


 近隣の防衛ラインが抜かれた―――相手に人間ほどの知能があるかどうかはさておき、このままこの大通りを守り続けていても意味はない。むしろ、どんどん後方へと防衛線が突破されているわけだから、ここで意地を張って戦い続けても最終的には敵中で孤立する事になる。


 ならば一時撤退し味方と合流、戦力を再編し改めて敵と対峙するべきではないか。


「よし、3-1区画まで後退する。そこで友軍と合流し戦力を再編、防衛線を構築するんだ。急げよ!」


「はっ!」


「後退、後退!」


 兵士たちが後退していくのを見守りつつ、敵からの追撃にも目を光らせるステファン。


 そんな彼の視界の端に、しかしとんでもないものが映った。


「……!」


 火の海と化した市街地に佇む巨大な影―――ズメイ(ズミー)


 その長い首の片方が、こちらに向かって大きな口を開けているのである。


 あくびをしている―――そんなわけがない。その証拠に口腔の奥には蒼い光とスパークが迸り、気のせいか周囲の空気も焦げたような臭いに変質していくのが分かった。


 イリヤー伝説、その伝承の一節が脳裏に蘇る。


 ズメイ(ズミー)のブレスは一撃でアルミヤとノヴォシアの接合部を寸断し黒海を沸き立たせ、そして不作を招いた―――大陸すら断つほどの威力のブレス、その予備動作なのではないか。


「いかん……総員退避!」


 ステファンの嫌な予感は、やはり的中していた。


 嫌な予感に限って的中するのは本当に何なのか―――心の中で悪態をつくステファンの目の前で、ズメイ(ズミー)の口腔からは光が溢れつつあった。


 それだけではない。


 首の背にある黒い外殻が松ぼっくりよろしく外側へと開き、中から赤々と輝く光が漏れているのである。


 おそらくは自らのプラズマブレスから身を護るための、生体排熱機構とも言えるシステムなのだろう。


 口から火を吐き出す竜は往々にして、自ら生み出す熱から身体を守る機能を持ち合わせているものである。身体を流れる血流を冷却液に見立てて熱交換で冷却を試みたり、あるいは専用の冷却用体液を分泌する臓器を有していたり、ブレスで被害を受ける部位に限って再生能力を有していたりと、その種類は多種多様だ。


 しかしズメイ(ズミー)の場合は、何もかもが規格外だった。


 吐き出すプラズマの塊は己の臓器から食道、口腔さえも焼き尽くしてしまう。血液は瞬時に沸騰し、肉は焼け焦げ―――だがそれも常軌を逸した再生能力があれば問題はない。一時の痛みに耐えればいいだけである。


 だが、それでもその熱量は逃がしきれないらしい。あるいは熱に関する問題を何か抱えているのか、それは定かではないが……あれだけの再生能力を持っておきながら、加えて熱を体外へ排出する機構も備わっているのだ。それだけズメイ(ズミー)のブレスの威力が規格外(イレギュラー)である事を何よりも雄弁に物語っている。


 兵士たちの退避を確認、逃げ遅れた市民も居ない事を確かめるなり、ステファンは走り出した。彼らがここで稼いだ時間が、市民が退避する時間稼ぎになったわけである。


 直後、背後で閃光が弾けた。


 直視すれば失明するのではないか、と思えるほどの光量の閃光。そんな中、ステファンは確かに見た。


 ズメイ(ズミー)のブレスが、1つの束に収束した状態ではなく―――雨のように拡散した状態で放たれているのを。


 さすがにアルミヤの都市アルムトポリを壊滅に追いやった時のような極太のブレスではない。まるで噴火した火山から火山弾が飛び散るがごとく、小さな光の礫を散弾のように撃ち出しているのだ。


 しかしそれでも、掠めただけで建物の窓は融解し、金属製の街灯は溶けて歪み、街路樹は燃える。


 唐突に、ステファンの聴覚から音が消えた。


 視覚から、光が消えた。


 身体中の感覚が、熱で満たされた。


 平衡感覚までもが焼失し、上下左右の区別すらも分からなくなる。


 ひりひりと焼けつくような背中の痛み。服が燃えている、と気づくなり、彼は悲鳴を上げる身体に鞭を打って石畳の上をゴロゴロと転がった。小さな悲鳴を上げ、身体を焼かれる苦痛に耐えながらも何とか火を消して立ち上がった彼の目の前には、変わり果てたヴィリウの街が広がっていた。


「なん―――」


 まるで―――戦争が始まり、徹底的に空爆されたかのようだ。


 あんなにも美しかった白亜の都市が、ただのブレスの一撃で黒焦げになり、火の海と化している。


 舞い上がる炎の向こうには、自らの生み出すブレスで首を焼かれつつも再生するズメイ(ズミー)の巨大な黒い影。


 再生中の首に代わり、真ん中に生えているもう1つの首がブレスの発射態勢に入る。大きな口腔を見せつけるように開き、蒼い閃光を迸らせて―――。


 壁にもたれかかりながら座り込み、ステファンは己の死を悟った。


 ここまでか、と。


 今思えば、ろくでもない人生だった。


 掴んだ栄光よりも、恥ずべき行為の方がはるかに多い。


 自分も祖先のようになるのだ、という理想に燃え、しかし理想と現実の乖離に直面し、没落しているが故に思うようにできないもどかしさ。ならば問題の根本的解決を図ろうと権力強化に奔走すればそればかりに目が行くようになり、ずっと近くにいた家族すらも蔑ろにしてしまう始末。


 ついにはそのストレスを、立場の弱いメイドにまでぶつける事になってしまった。


 その結果生まれたのが、ミカエルだ。


 彼女にした事は、決して許される事ではない。そしてその母レギーナに対しても、だ。


 今はすっかり絶縁状態で、話もしていない。最後にミカエルの顔を見たのはいったいいつだったか―――本人に会ったのは、少なくとも20年以上も昔の事だ。


(ミカ……せめて、最期に謝りたかったな)


 赦してくれ、とは思わない。


 ただただ、己の非を認めて謝罪したかった。


 今更関係改善をしようとも、娘として迎え入れたいというわけでもない。


 己の罪を告白し、懺悔し、反省の気持ちをしっかりと伝えておきたかった。


 すまなかった、と。


 しかしもう、それも叶うまい。


 ならばせめて、星になって見守ろう。


 あの子ならば立派にイライナを守り抜いてくれるであろう、と信じながら。


「さらばだ……」


 妻と子供たちに向けた、決して届く事のない別れの言葉。

















 しかしそれを、どこからか飛来した一撃が遮った。

















「……!?」


 空の裂ける音、とはまさにこういう音なのだろう。


 甲高く、耳を劈くような轟音。それすらも置き去りにして放たれた鋭利な銛のような一撃が横合いからズメイ(ズミー)の首を撃ち抜き、遅れて迫った衝撃波がその破孔を押し広げていく。


 首を大きく「く」の字に折りながら、その暴力的なまでの運動エネルギーにズメイ(ズミー)の首の外殻が崩壊、千切れ飛んでいく。


 いったい何があったのか―――攻撃の飛来した方向へと視線を向けたステファンは、確かに見た。


 夜が明け、昇る太陽を背に飛来する7機の戦闘機(機械の飛竜)たちを。


 そしてその中央を飛ぶ機体に、リガロフ家の家紋が刻まれているのを。


 主翼に描かれたイライナの国章とリガロフ家の家紋。ズメイ(ズミー)の頭上を我が物顔で飛び越えていくSu-30Exの機首に描かれた、”ミサイルに跨るハクビシン”のマーキング。


 一瞬の事だが、確かに見た。


 そして悟った―――誰が来たのかを。


「あ……ぁ……っ!」


 ―――ミカエルだ。


 不定の証として屋敷に押し込め、あんなにも酷い扱いをしてしまった我が子の1人。


 成長した彼女が―――最強の武器を引っ提げて、祖先の挑んだ邪竜に戦いを挑んできたのである。





 実に200年にも及ぶ邪竜ズメイ(ズミー)と、リガロフ一族(英雄の一族)の因縁。




 

 時を超えた雪辱戦の火蓋が、切って落とされた。





 

 

次回、ズメイとドッグファイトです。お楽しみに!

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― 新着の感想 ―
これを作詞作曲したパヴェルも歌うのを承諾したミカエル君も大概だなあ…と思ってしまいました、しかもこれがイライナで大ヒットはともかく…他国の万博でも延々放送されるとか、ガブリエル君も祖父ちゃん何してくれ…
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