表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お義兄様の仰せのままに  作者: しょこらあ
6/19

朝の食卓にて

シリーズ6作目です!

初心者なので言葉遣いがおかしなところもあるかもしれません(>_<)

あたたかいめで見て頂けると嬉しいです

(⑉• •⑉)❤︎

私は邸宅内の散策をしたあと、朝食を摂るためにクレアを連れて食堂にいった。

私が行った頃は使用人を除くと私以外誰も来ておらず、私に続いて食堂に入ったお父様でさえも私が来た10分後に来た。


「やあ、エミリア昨晩はよく眠れたかい?」


「はい。お父様お気遣いありがとうございます」


お父様が席につき私と挨拶を交わしていると続いて眠そうなお母様が侍女をつれて食堂に現れた。


「、、、、」


昨日はニコニコとして明るい雰囲気だったお母様だが朝は苦手なのかなんとも眠そうな顔をしていた。


「お母様、おはようございます。あの、ドレスありがとうございます。」


お母様が席に着いたのを確認してお辞儀をした。

するとお母様はドレスという単語に反応したのか急に席から

身を乗り出して


「あら!エミリアちゃんおはよう!

そのドレスエミリアちゃんとっても似合ってるわね

エミリアちゃんのために準備したかいがあるわ」


と目をキラキラさせて言った。

お母様、先程のお寝ぼけテンションはどこへやら。

お母様の隣に座っているお父様もそのあまりの変わりように

若干ひいているようだった。


「ま、マリア今朝は随分と機嫌がいいようだね。私としては嬉しいが、、、」


「あらレオン!だってエミリアちゃんが私の見立てたドレスをこんなにも着こなしてくれてるのよ!気分が良くならない方がおかしいわ」


と嬉しそうに語る。

そうして話しているとガチャッと食堂の扉が開きようやくアル兄様が来た。


「おはようございます。アル兄様」


といって私はできる限り丁寧にお辞儀をした。


「ん。」


するとアル兄様少しうなずいてアル兄様は私の隣の席に着いた。

そして私は席につき直してアル兄様の方を向いた私はぎょっとした。


(ね、寝癖、、、しかも目も寝てるか起きてるかの瀬戸際みたいな半目状態になってる!!)


その様子を見かねたお父様が


「あはは、、ごめんねエミリア。アレンは家族のなかでも断トツで朝に弱いんだ。前に注意したこともあったんだがこれが限界らしくてね。」


とお父様はアル兄様の方を向きながら語った。

その語り様から努力していたということは痛いほど伝わった。

きっと今のアル兄様を見たあとにいつも通りの真顔のアル兄様を見ればきっと別人だと思うだろう。それくらい今のアル兄様の顔はひどいことになっていた。

私が若干アル兄様に呆れているとようやく朝食が運ばれてきた。


(うわぁ、、美味しそう、、、)


運ばれてきた瞬間美味しそうないい匂いが食堂全体に充満する。


「今日の朝ごはんはエッグベネディクトとムール貝のスープでございます。デザートには王都のビニールハウスで栽培されたアセロラを使ったアセロラゼリーをご用意しています。」


と料理長は意気揚々と語った。


「それじゃあ戴こうか。」


お父様がそういい、ナイフとフォークを手にするとお母様も、未だに半目のアル兄様も一斉にナイフとフォークを手に取り朝食を食べ始めた。

私も。とナイフとフォークをとり、まずはエッグベネディクトから食べて見ようと思った。

そうしてトーストの上に乗った目玉焼きを切り取り食べると

口の中にまったりとした卵の黄身が入ってきて、それが続いて入ってきたいい香りに焼かれたトーストに上手く絡んでいてとても私好みの味と食感になっていた。


「美味しい!」


とわたしが口にすると料理長が嬉しそうに笑って


「エミリア様に褒めて貰えるとは作ったかいがあるってもんだよ」


といった。

そうしてデザートを含む全ての朝食を食べと終わる頃には

食べる前には明らかに眠そうな顔をしていたアル兄様はいつの間にかシャキッとしていていつもの真顔になっていた。

するとアル兄様は全て食べ終わると


「それではお父様私は今から明日のお茶会に向けて色々と準備がございますのでこれで失礼します。」


といい紳士の礼をしてまた足早に退場してしまった。


「アル兄様にもお茶会の準備があるのですか?」


と私が訊くとお父様が


「アレンは一応ヴァレンシュタイン公爵家の嫡子だからね。ヴァレンシュタイン公爵家の家紋に泥を塗らないように、訪れる貴族の顔と名前を覚えどんな話題でも話せるようにと勉強するんだよ。アレンは見かけによらず真面目で公爵家のことを大事に思ってくれてるからね」


と答えてくれた。


(訪れる全ての貴族の顔と名前、、、)


いくら上級貴族の子供しか集まらないとはいえ軽く100人は超えるのに、、、

それを全員覚えるなんて簡単ではないだろう。

というか私も顔と名前を覚えなくてはいけないのだろうか。

私が明らかに青ざめているとその様子をアセロラゼリーを食べながら見ていたお母様がクスクスと笑って


「大丈夫よエミリアちゃん。アレンがエスコートするようにしてるでしょ?分からないことがあればアレンに聞けばいいから安心して楽しめると思うわよ。もしかしたらお友達も出来るかもしれないわね」


と私にいった。

お父様とお母様のアル兄様に対する信頼はかなり大きいのだろう。私もいずれはアル兄様のようにお父様とお母様に誇って貰えるような公爵令嬢にならなくては、、、

の意気込んでいると


「さて、それでは私はそろそろ仕事に向かうとするよ。今日も王宮から招集がかかっているんだ。恐らく学園のことだろうが。」


(、、、?)


学園?学校かそう言えばこの国は12歳になれば王国の貴族は全員王立の学園に通わされるそうだ。


(学校か、、、、)


元々の家柄が子爵家という低い地位だったのでお茶会や夜会などにもあまり招待されず、友達などの類は全くいなかった。

そうしてまだ見ぬ学園生活に思いを馳せらせていた私にお母様があっと思い出したように手を合わせ


「エミリアちゃん、商人の方は大体10時頃に応接室にこられるからそれまでに支度は整えておいてね。私も同席するから」


といった。


「え?お母様もご一緒に見られるのですか?私なんかのドレス選びにわざわざご一緒していただかなくても、、、」


と私が言うとお母様はぷくっと頬を膨らませて


「あら!エミリアちゃんのそのドレスだって私が見立てたのよ?それに可愛い娘のお茶会デビューで着ていく大事なドレス、私だって一緒に選びたいわ!、、、それともエミリアちゃんは私と一緒にいたくないの、、?」


「い、いえそういうつもりで言ったわけでは、、、」


と私がたじろいでいるとお母様はクスクスと笑って


「なら私がいても問題ないわね。」


といった。

(お母様には勝てる気がしない、、、いろんな意味で)


そうして一通り話終えると私とお母様はそれぞれ食堂から離れて自分の部屋へと戻った。




最後まで見ていただきありがとうございます!

ご意見ご感想等ございましたらぜひコメントを贈って下さい(>_<)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ