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プロローグ

  それ程おおきくない会場にたくさんの人が集まってくれた。

 今日という日を楽しみにしてくれていた人がこんなにもいる。

 私は素顔すら見せてもいないのに。

 私には見えてはいても、みんなにはスクリーン越しに映る鏡合わせにも似たもう一人の「わたし」しか見えない。

 それでもこの声は本物だ。

 私はここにいる。

 ならば私は歌おう。

 私とわたしが奏でるこの唄が一人でも多くの人に届くように。


 そして、名も無き者のために。


「聞いてください。ーー 葬送の歌」


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