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第3話 目的地を確認してみた

 

 いろいろと衝撃が強いがとりあえず出しっぱなしになっているステータスを消すように念じてみる。マップが念じれば出るって書いてあったから同じではないかと思ったからだ。

幸いにもステータスが消えた。消えなかったらどうしようと少し悩んだのが拍子抜けだった。

 

 朝ならば今から急げば村、あわよくば町にたどり着けないかと手帳の地図を開いた。

私を召喚しやがったアレンジオ国っていうのは神様の手紙に書かれたように遠くに書いてあった。ここはシーリア国という所らしい。幸いにも近くにそこそこ大きめの村がある。地図の距離だから実感は無いが迷子にならないように【マップ】と念じる。するとステータス画面より右斜め上に地図が出てきた。地図機能がカーナビみたく何m先右と表記が出てきた事には驚いた。というかここはm表記使えるのか?もしくは神様が分かりやすいように地球の表記を使ってくれたのかは不明である。願わくば最低限の常識は詰め込みたいところ。常識と言えばお金をその国で使えるようにしてくれているんだった。

 

 見慣れた財布を手にする。これが周りからみたら革袋の財布みたいなのに見えるんだよね。自分には見えないから実感がない。この財布とは別にこちらの世界の小物もカモフラージュで買った方がいいかもしれない。確かあの時入っていたお金は1万円と小銭くらい。出てきたお金で値段は想像出来そうだ。

 

 財布を開けると金ピカの硬貨がジャラジャラ入ってた。・・・「パタン」無言で財布と閉じた。


「いやいやいやいや、おかしいですやん!絶対1万円相当じゃない!てか、物量的に財布に収まらない量の金貨ですやん!物量の法則はどうした!元の財布なら閉めることどころか入らない量でしたよ!」


恐る恐るもう一度開けてよく見ると紙が1枚入っていた。


『貴方様が今まで働かれていたお金は全部こちらに反映させております。それと少しおまけに入れされて頂きました。1年は町でゆっくりされても懐が痛まない金額です。細かいところは神殿でお話させて頂きます。』


 ということは、前の世界の貯金と神様からのお金が合算してあるんですね。貯金が大体150万円だったからそれ以上あるわけか、どうしよう小分けすべきお金がまとまってる。バックに入れてれば戻ってくるけど、財布だけ出しているときに取られてら終わりだ。早急に少し買い物する時用の財布を買わねば。

1万円生活が始まると思ったが、ちゃんと向こうで貯めていたお金が反映されるのは有難い。

そっと丁寧に財布をバックに入れる。お金は着いてから村で宿とかに入ってから、その前に財布を買ってから考えよう。うん、それがいい大金過ぎて理解がまた出来なくなる。庶民的に100万ぽんっと目の前は固まるよほんとに、さっきなんかテンパって似非すぎる関西突っ込み風的な事を口走ってしまった。とっさにあたりを見渡すが誰もいない。


 朝だが、そこそこ大きい村が近くにあるのに商人の馬車とか通らないんだな。できれば商人の馬車か良心的な冒険者に会って村までっていうイベントが欲しかった。近くといってもスライムもでるという手紙の内容からゴブリン的なのも普通にいると思うし、戦うすべはあるみたいだが、魔法を使えるようにしてくれているから攻撃魔法とか使えたりして。

 

 火は怖いし、水は失敗したらびしょびしょになりそうだから、無難に風属性で、エアカッターとか?手を前に広げて少し前にある5m程ある気に向けて、こう薄くて鋭いカッターナイフの刃みたいなのを飛ばす感じで、


「エアカッター!なんちゃ、『バキッ』・・て」

『バキバキ!・・バキッ!ドスン!!』


 私のエアカッターもどきは5mの木を切り倒す威力があるようだ。


「・・・ってなんでやねーん!」


思いっきり叫んでツッコんでしまったのはしょうがないと思う。

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