対策!ビショップ攻略
「いてっ!」
「きゃっ!」
「い、一体何が……。」
3人で顔を見合わせた瞬間、どこかでもにっ!と声が聞こえた。これってもしかして……?
ナイトの胸元に目を向ける。
「も、もしかしてモニコ?」
もにっ!もにっ!
やっぱりナイトのネックレスから声が聞こえる。
「お前のおかげだったのか!助かったー。マジでもう終わりかと思ったー。」
「……ありがとう。モニコ。」
俺とナイトでモニコをよしよしと撫でる。
「てかモニコが助けてくれた今のうちに作戦立てた方が良くない?
このままじゃまたあいつに見つかるよ。」
うっ、バービーの言う通りだ。
「た、確かに。」
ナイトもコホンと咳払いをして、いつもの真面目モードに戻る。
「なー。あいつってお前の元仲間だろ?詳しく教えろよ。能力とかさ。」
「ビショップの能力は回復と防御魔法、そして従属。
2つ目までは説明するまでもありませんが、従属はビショップ自身が倒した魔物を操れます。」
「ってことはあいつ、ゴールドドラゴンより強いってこと?」
バービーが聞き返す。
「いえ、ビショップは回復魔法、防御魔法はAランクですが、攻撃能力はDランク。ゴールドドラゴンなんて倒せるわけがありません。なにか秘密があるはず……。」
「じゃああいつとっ捕まえて聞き出すしかなくね?」
「そのためにはゴールドドラゴンを何とかするしかありません。」
「本末転倒じゃん。」
俺とバービーは、うーんと頭を悩ませる。
「いえ、そうでもありません。」
「どういう事だよ。」
口火を切ったのはナイト。
「鍵はバービーです。」
「あたし?」
「ビショップはバービーの能力を知りません。そこを突くのです。」
「……ははーん、なるほど。」
「おい、俺にもわかるように説明しろよ。」
ビショップに見つからないように、時間が許す限り作戦会議をした。




