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俺クエスト 所持金100Gをなくして0Gになった俺が魔王を倒す   作者: 早乙女
第5話 元四天王編って定番すぎない?
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新たな敵現る

「ふう。クエスト完了ですね。」


ナイトはマントについた木の葉をはたく。


「てか森の調査って勇者の仕事?」


「勇者の知名度は、地方に行けば行くほど低いんですよ。バービーだって噂しか知らなかったでしょう。」


「うん。金髪碧眼の爆イケメンって話も聞いてたのに、実際はしょぼいおっさんだったし。」


「それ以上言うな。泣くぞ。」


「平和のためには地道な活動が1番ですよ。」


「それよりお腹空いた。」


「あたしもー。」


「はあ……。緊張感のない……。ワープの杖でセントラル王国へ戻りますよ。」


街で買ったワープの杖をナイトが取り出す。俺が持つって言ったら使い方を知らないでしょう?って渋い顔をされた。じゃあ教えろよ、このエセヴァンパイアが。


ぶんっ。


「?」


ぶんっ。ぶんっ。


ナイトがワープの杖を振るが、いつもみたいに転移しない。なんだ?ナイトのやつ何してんだ?


「どうした?早く戻ろうぜ。」


「いや、戻れないんですよ。」


「はあ?買ったばかりなのにもう壊れたの?」


「いや、そんな感じじゃなくて、なにかに妨害されてるような……。」


「!気をつけて!なにか来る!」


「はあ?ぐえっ!」


何かが俺の上に落ちてきた。一瞬見えたけど、人?みたいな。そいつは俺を踏み台にしたまま話し始める。


「久しいですね。落ちこぼれのナイト。」


「お前は……ビショップ!」


「誰なの?」


「元魔王さま直属四天王のナンバー3です。」


「なんだ、下から数えた方が早いじゃん。」


「!ふふふ、生意気な小娘ですね。ちょっと肌が綺麗だからって調子に乗らないことです。」


「ふふーん、そうでしょう?モデルはスキンケアを欠かさないのよ。」


「褒められてないですよ。」


なんだよどいつもこいつも俺なしで話進めやがって!!ナイトかバービーは俺の心配をしろ!!


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