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俺クエスト 所持金100Gをなくして0Gになった俺が魔王を倒す   作者: 早乙女
第3話 王女さまとウハウハする前に結婚させられそうなんだが
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バービー大活躍。絡めとる罠

「お、う、さ、ま♡」


夜中にふと重みを感じて目が覚める。


「ん?なんじゃ、こんな夜中に……。」


夜目に慣れてくると、昼間見た勇者の従者の娘がわしに覆いかぶさっていた。


「わたしい、一目見たときから王様が気になってたんですう?今晩だけでいいのでお相手していただけませんか?」


ふむ、この娘、なかなか肉付きが良い。何より胸がいい。谷間に目をやるとにやけてしまう。王とて夜はただの男だ。


「いずれこの国を発つのであれば、後腐れもあるまい。近うよれ。」


(ふふっ、エロジジイって本当単純♡)


「スリープシャドウ。」


刹那、娘の目が紅く光った。



『王様ったら激しー……。』


「何を言うか!まだまだいけるぞ!ほれほれ!」


『やん!そんな……。』


「お主は具合が良いな。従者など辞めてわしの妾にならんか?何、金に糸目はつけんぞ。」



パンッ


「はっ!?」


破裂音のような音がした途端、わしはいつもの私室に戻っていた。


「ふふっ、いい夢は見れた?」


「い、今のは一体……。」


「私の能力はナイトシャドウ。私の目を見た相手にお望みの夢を見せるの。」


「き、きさま魔物か!者ども!であえであえ!」


部屋の明かりがつき、兵士がこぞって集まる。


「王様!何事ですか!」


「魔物が入り込んだ!捕まえろ!」


「ふふっ、いいのかしら、そんなこと言って……。」


魔物は見慣れぬ小型の機会を取りだし、ボタンを押した。


『お主は具合が良いな。従者など辞めてわしの妾にならんか?何、金に糸目はつけんぞ。』


「なっ、これは……!!止めろ!!」


機械を取り上げようとするが、躱される。


「何をしておる!早くこやつを捕まえろ!」


兵士どもは魔物を囲むどころか、わしの方を睨んでいた。


「王……噂は本当だったのか。俺たちの税金で女を囲ってるって……。」


な、なぜそれを!?誰じゃつまらん噂を流したのは!!


「ち、違う!これは罠じゃ!」


「黙れ!俺の弟は毎日パンも満足に買えなくて飢えてるんだぞ!」


「セントラル王国に突き出してやる!お前はもうおしまいだ!」


「お、お前ら!誰に逆らっているのか分かっておるのか!?

わしは王ぞ!この国で一番偉いのじゃ!」


兵士に袋叩きにされる。

終わらぬ!わしは終わらぬ!あの女に取り入って得た権力をこんなところで失ってたまるか!

くそっ、それもこれも全部あの魔物のせいじゃ!!


「ふふっ、制裁を下すのはこの国の人に、ね♡」


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