表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/51

キノコの召還です。

「・・・キュアソード デビルサマナーの誕生、、、すごいね!

 本当に何者?普通の人間がデビルサマナーになるには、デビルアナライザーとか悪魔召喚プログラムが必要なのに、じつは頭とか腕に機械を埋め込んでる感じ?」


「デビルアナライザーだ・・ですって?」

そうなのですか、この身体の持ち主は一体何者なんでしょうか。


「だって悪魔とか魔物の言葉が解らなければ、交渉なんて無理だよね?

 それなのに魔獣キツネワグマが興味を・・もつ・・・なんてね」てへっ!


 人の言葉を理解し話す獣は魔獣とか妖獣と分類され、その中で人に好意的な物が聖獣とか神獣。

 知能が高く魔力を持つ魔獣と契約する為には、魔獣の興味を引く会話をしたり、好感度を上げるような物を渡し、仲魔契約を結ぶ必要があった。


「そうだね、棘吉が通訳したから・・・って!

 お前のせいか!棘吉のせいで私、魔物使いになってしまいました!

 なんででしょう?!私、なぜか魔物とかの言葉が解るようになった気がしますが?!!!」


「多分、手に吸い込まれたカードのおかげだね。キツネワグマと契約したことで、魔物使いの資格が手に入ったんだ」


 手に吸い込まれた[ペル○ナ]カードが魔物使いの資格証明書ですか、『てへっ!』とか!

 「大丈夫なんですよね?変な事とかになりませんよね?」

 魔物と融合とか、嫌すぎます。


 計算なら最初は足し算・語学なら挨拶から、そして魔獣の能力が込められたカードには魔獣同士の会話能力が必要。


 (はぁ・・・どんな事でも最初の切っ掛けが重要ですから、この会話能力、技能でしょうか。

 話しが通じて無意味な戦いが避けられるようになった、そう考えましょう)

 怪我とか痛いのは避けたいですし。


「一つお聞きしますが、この会話能力・・棘吉のナニカが混ざっていたりしません?」

 契約でパスを繋いだ結果、悪魔の言葉が解るようになった、とかないですわよね?


 ひゅ~、ひゅ~~~「さっ、さあどうだろ!ボクにも良く解らないね。

 まあ気にせず行こうよ。ね?」

「下手な口笛を!どうするんですか!私知らない間に魔物使いになってしまって!」

 会話が出来ても、避けられ無い戦いはあります。

 その時に断末魔が理解出来るというのは、精神衛生上よろしくないです。


『殺さないで!』とか『痛いよぉ!』とか『オレが殺されてもオレの怨みは仲間が!』

とか、最悪じゃないですか!


「魔物と人じゃ思考が違うから大丈夫じゃない?

 悪魔は基本、弱者は強者の贄としか考えて無いから、敗北、即!贄!

 弱者の泣き言なんか虫の声と同じさ、なにも気にしないよ」


(棘吉が良くても私はイヤなんですが。

 種族が違う場合、言葉が通じても理解は出来ないって事でしょうか)


 悪魔が最初に覚えた人語は『たすけて』だと聞いた事があります、その声を出す事で人間が油断し、人間の方から近づいてくると理解したからだそうですが。


「人の姿に似せても、人の言葉を話しても魔物は魔物。

 人を食う怪物と言う事ですか」


(他人を簡単に欺し・奪い・傷つけられる人間、それもやはり怪物なのでしょうか。

 人間・他人を理解出来ないと言う意味では、同じなのかもしれませんが)


「全ての悪魔がそう、とは言わないけどね。。。あっ!

 違うよ?ボクは可愛いマスコット動物だから悪魔とは違うんだけどね!」


「そうですね、棘吉が悪魔ならこの場で切って捨てますが。

 悪魔で無いなら切り捨てる訳にもいきません、棘吉がマスコット動物?で良かったです」 

 悪魔で無いなら何なんだ?て言いたい所もありますが。


 「あはははははっ!!!」「うふふふふふふ!!!」


「・・・あっ!話の途中だけど、ワイバーンだよ!」

「あからさまに話を誤魔化しましたわよね?騙されませんわ!・・・?!」

 ワイバーンだ!


 青空を素早く飛んでくる影、それは巨大な蝙蝠のような羽根を拡げ、鷹より早く滑空し獲物を狙う。


「ま・・」マジですか!?夢だからって!ワイバーンの登場ですか!?

 普通頭から突っ込んで来ます、墜落しますよ!


 ギャォォォォ!!!!

 目測距離で20m、ワイバーンが牙を剥き、耳をつんざく声を上げた!


[バウンドボイス]混乱と硬直を起こす魔獣の叫び!


「[威圧]?[雄叫び]?!」身体が?!

 棒立ちしてたらトカゲの餌です!逃げないと。

 ですが、体が動きません。


「くっ!練習も何もしていないのに!」大地よ響け、私の唄をいま!


『キノコのこのこ2のこのこ、合わせてのこのこ6のこのこ』

 キノコの召還です、来て下さい!


「ノコ?」「キノ?」「キノコ?」

 [木之子召還]6匹の木之子が土の下から現われた。


「更に!」魔力を電気に変え、体内から外に放出!

[電撃]スパーク!キノコに電気刺激を与える!


“おや?木之子達が集まって・・・・”

 合体![大きな木之子!]になったよ。


「茸ゴーレム!ワイバーンを倒すんだ!」

『キ~~ノ~~~!!!』


 茸ゴーレムを喚び出し盾にしたユズキは、身体を低く下げてワイバーンの攻撃を躱す。

 ドカッァァ!!!!


「キノ~~~!!」茸はワイバーンの体当たりに吹き飛んで転がった。

 やはり茸、格闘タイプでは無かったようです。妖精タイプかもしれません。


「キノコの召還は驚いたけど、キノコじゃワイバーンに勝てないよ!」

「見れば解ります!ですが」あの茸ゴーレムは特別製なんです!


 ユズキの声に反応し茸ゴーレムが立上がる、ダメージは受けたが戦意は十分だ!


・・・・


「うん、解ってたけど」

「まぁ・・・そうなりますよね」


 茸ゴーレムの上を旋回し攻撃を繰り返すワイバーン、その下で短い手足で頑張る茸、懸命に飛び跳ねてはいるが攻撃は届かなかった。


 キノコじゃ飛竜には勝てない、なるほどその通りですね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ