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タイトル未定2024/04/12 11:53

増え続ける属性、悪夢だ。

「誰がバカで短気で浅慮で欲張りで学が無いですか!」

 少し誘えば簡単に直ぐに騙せるとか、どこの世界のアホ男だよ!

 貢ぎ系男と一緒にするなクソ悪魔が、ブッ殺す!


(べ、別に粗暴って言われて傷付いた訳じゃないんだからね!)


「クソ悪魔って!ボクはどこにでもいるマスコット動物だよ!

 ボクを虐めたら大変なんだからね!

 映像的にみたら絶対キミの方が悪者に見えるんだかたね!」


「うるせぇバカネズミ!ジッパー下をげてあげますから背中をお見せなさい!」

「ジッパーなんかないよ!でも背中は絶対に見せないよ!」

 両腕を広げ威嚇する私、私に対抗して背中の棘を逆立てるネズミ。

「ぬぬぬぬ・・・・」「むむむむ・・・・」


・・・・「ふぅまぁ良いでしょう、先程の侮辱は今回だけは許して差し上げましょう。

 大声を上げてしまいました、貴族令嬢として失格ですね」

 棘が刺さって怪我をするのは頂けないですので。

 

(なるほど確かに良く思い出してみれば、屋敷で1度鏡を見た時、身体は貴族の子女だった。

 その外見で1月の残業の300時間、[内サービス残業200時間・休日出勤有り]のブラック企業で培われた社畜、年収260万の四十路男の話方では多少変だ。


 ここは大人として[忠告を受けた]として指摘を速やかに改善し、反省として置くべきだろう。


「兎に角です。

 私、侯爵子女なので世間知らずでお屋敷の中の事しか知らなかったので、言葉を話す棘の生えた怪しい獣を警戒しても仕方ないのです。多少時々言葉使いが荒くなっても・・ね☆」


「なにをいまさら・・・『ね☆』だよ!世間知らず?それ絶対嘘でしょ!」

「ウソでは無い!」この世界がどうなっているのか知らないのは事実なのだ。


「キミの信じる神に誓って真実だと言える?」

「疑い過ぎですわ、あと私、無神教者なので」悪魔が神に誓うとは此いかに?


「?・・貴族なのに無神教?

 この世界の貴族って、産まれた時から神の加護を受けてるから魔法が使えるんだよね?」


「・・無神教者だから私、魔法を使え無かったのね?知らなかったわ!

 棘吉ちゃんありがとう!

・・・と言う訳で、私は世間を知る為に旅に出るのです。ではさようなら」

 あでゅ~!っっt?!


(なにあれ?なんだアレ?)

「逃がさないよ!・・?」 

 この隙に走って逃げようとした私の足元に・・草?花?キノコ?木之子?


「この小さいのも、この森の生き物なの?」


 小さい半透明の草のような物が、小さい足でちょこちょこ歩き私の回りに草を生やしてる。

 小さい花っぽい生物も歩いてるし・・って、なんかこっちを向いて笑ってる?

 

「それは精霊だね・・?精霊が集まって来てる?なんで?

 ・・ああ、キミから洩れ出した魔力に集まって来てるんだね。

 キミは周囲の魔力を集めて純化してるから」


 半透明な小さい花っぽい生き物は、花を咲かせ地面に輪を作り、歩くキノコの森っぽい生き物は足元で自分の身体を埋めて木之子を生やし始めてた。


「純化?・・それって、このキノコはお・・私を栄養にして生えてるのでしょうか?」

邪悪な生き物なのか?そうは見えない、が。邪気も悪意も感じないでしゅ。


 悪意や邪気が無い生き物でも人を害する事はある、そういう類いの生物なのだろうか。

(寄生虫とかウイルスとか、あいつらに悪意の有無を求めるのも間違ってますよね。

存在するだけで害になる生物もある、その手の生き物か)


「キミの栄養?・・ちょっと違うかな、そいつらは自分が生きやすい場所に集まって来てるだけさ。

 問題はキミの方、外からマナ・・魔素を吸い込んで自分の魔力に還元してるなんて普通じゃないよ?何か・・・勇者とか、本当は聖女とかじゃないのキミ?」

 追放された元聖女、これからは辺境の森でのんびりスローラフ?


「絶対違う!断じて私が聖女とか勇者などと、そんな事あり得ませんわ」オホホホホッ!!!

 悪夢かよ!前世が勇者で今世が聖女など、そんなバカな事を言いなさんな。


「だよね~~」

「そうざます!と言いますか、この・・生物?精霊?は、身体に害にはならないのですよね?」

 この光る胞子っぽい物とか。


 指でつつくと簡単にはじける光りの粒、なんだろう、これは喜びの感情でしょうか?


「精霊は好きな相手から魔素を貰うと、自分属性のより純化した魔力を放出するんだ。

 魔法使いが魔素を自分で変化させて魔法にするより、より強くて高度な魔法を使う事ができるから、  人間の魔法使いは、それを精霊魔法とか分類してるよ」


「精霊魔法・・ねぇ」このキノコ魔法?花魔法?どんな魔法?

『此花咲く夜、木漏れ日の、路地にキノコとのこのこと』


『にょき?』キノコが生えた。

『にょき、にょき、ニョキ、にょき、ニョキ?』


 きのこの山!?足の生えた木之子がメッチャ生えて来た!?

 茸がメッチャ山みたいに生えて・・こっちを見てる。


「!?・・・キミ、いま精霊と会話した?すごいよコレ!精霊魔法だよ!?

 ユズキ、茸達になにか言って見てよ」


(ヤバイ!またなにか変な事になった!何やってるんだ私!)


「・・取りあえず、木之子君達?特に用は無いから・・」

『しょんぼり』『しょんぼり』『ざんねん』『むねん』『呼ばれたのに』・・・

 “木之子達は落ち込んだ”


 私が悪いの?なんで?

「・・・じゃ、お願いしようかな?えっと・・得意な事をして見せて」

『やった!』『頑張る!』『ボクがんばる!』


 木之子達が喜び飛び跳ね踊り、胞子をバラ撒きながら木之子を増やし、森の木を腐敗させながら周囲の木々を薙ぎ倒していた。。。


 まてまてまてまてまて!!!何してる!お前ら!

 ひゃっはぁ!~~~~じゃ無ぇ!止めろ!止めるんだ!

聖女?いえ、精霊使いです。

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