掛け合い台詞☆神の子シリーズ☆・企み(アドリブ無し)
A 神官
B 国王
※男女自由・語尾、一人称、二人称変更可
※〇〇には、Aの名前を入れてください
B「ねえ、この国の伝承である『神の子』についてなんだけれど……。」
A「はい。」
B「もう、随分と現れていないと思わない?」
A「確かに、百年ほど前の伝承としてしか伝わっておりませんね。」
B「そうなのよ。隣国の動きがキナ臭くなっている今この時こそ……『神の子』が現れてもいいと思わない?」
A「はあ。しかし、神託がなされませんことには……。」
B「〇〇、アナタほどの神官に神託が下されない、なんてこと……あるのかしら?」
A「は?」
B「アナタは、私が今まで見てきた中でも、特に優れた神官だわ。そのアナタに神託が下されないなんて、有り得ないことだと思わない?」
A「……し、神託を、捏造せよと……!?」
B「違うわ。神託は、『下された』の。アナタに。」
A「……。」
B「アナタは、『神の子』の信託を受けてこの国を危機から救い、この国の歴史に名を残すことになる。」
A「歴史に……名を……。しかし、実在しない者を居るとすることは、出来ませんよ。」
B「大丈夫。駒はちゃんと用意してあるから。」
A「……既にお膳立ては済んでいる、というわけですか。ーーーーわかりました。陛下の案に乗りましょう。」
B「ふふふ。物分かりのいいアナタが大好きよ。よろしくね。」