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救い

おはこんですね。友達と一年ぶりに再会できるので楽しみです。

 王様は話を終え、俺たちに部屋に案内するので今日は休んで欲しいと言った。

 そして俺たちは王様に命令された兵士さんに案内され部屋へ向かった。


 案内された部屋は簡素であるのは机と椅子、ベッド、本棚などだけだった。

 広いかどうかはわからない。

 賢けりゃ何畳だとか分かったかもしれないが、生憎最低限の学しかない。

 部屋に入った俺は鍵をかけ汚れたままベッドに倒れ込んだ。

 ため息が溢れる。


(なんで俺たちなんだ?)


 いくら考えても意味がわからないし理解が追いつかない。

 嫌になって寝ようと目を瞑っても家族、恋人の顔が浮かぶ。

 ああ、まただ。

 涙が溢れてくる。

 止まらない。

 さっき散々泣いたのに止まらない。






 気がつけば寝ていた。

 寝たのは泣き疲れたからなんだろうが、高校生にもなってこんなに泣くなんて思わなかった。

 多分それだけ愛しているんだろう。

 それに帰る方法は明らかになっていないだけで帰れるかもしれないんだ。

 少しは前向きに考えないと、結衣に笑われてしまう。

 さて、取り敢えず体でも伸ばそうか。


「んー、っと今日は一段と頑張りましょうか!」






 ストレッチを終えた頃にノックされた。

 取り敢えず出てみると部屋に案内してくれた兵士さんだった。


「おはようございます、勇者様。朝食の準備が整いましたので、ってあれ、なんで泣かれているんですか!?」

「おはようございます。これは単に欠伸が出ただけなんで気にしないでください。食事ですね、向かうのはいいんですが、服がこのままなんですけどいいんですかね?」

「ああ、すみません。そちらのクローゼットの中に何着か掛かっていますのでそちらをお召しください」

「わかりました、少しお待ちください」



 ドアを閉めクローゼットを探す。

 すぐそこにあった。

 気づかなかった。

 まあいい、取り敢えず中を開けて着替えようか。

 中には簡素な、しかし触り心地がいい白いシャツが数着、ひらひらが胸元あたりについた白い服が数着あった。

 他にもズボンが色違いで何本かあった。


(…ひらひらは嫌だな、うん)


 とりあえず脱ぐと、体に傷がないことに気づいた。

 これほどまでにボロボロで血の付いた服を着ていたのに無傷。

 不可解だが考えるのは後にしよう。

 ベタベタして気持ち悪いけど我慢しよ。

 ひらひらしてない方のシャツを着てベルトを巻き茶色いズボンを履く。

 最後にブーツを履いて完成、と。

 鏡がないからわからないけど、アメリカの夢の国のネズミが印象深いアニメーション会社に出てきそうな感じ?

 わからないけど、多分そう。

 これでいっか。


「着替えました」

「はい、ではあちらの角を右に曲がったとこらに大部屋がありますので、そちらで待機ください」

「わかりました」



 案内された部屋に向かうと既に何人か集まっていた。

 ほとんどの名前は未だに覚えてない。

 クラス替えでほとんど入れ替わったし、仕方ないだろう。

 などと思っていると見知った顔が一人、部屋に入ってきた。

 ひらひらのついた服で。


「よっ、総士。なに目を腫らしてんだ?朝から泣いてたのか?」

「悪いか?」

「いや、家族とかが大事なのはいいことじゃねえか。それに泣いたのは俺もだし」

「まあ目を見れば分かるわな」


 やっぱり泣いていたのは俺だけじゃなかった。

 周りの人も目が腫れ気味の人が多いような気がするし。

 そんなことよりも気になることが。


「って言うか服、それ選んだの?」

「どうだ!かっこいいだろー!似合ってるか?」

「うーん、似合ってるとは思うけど、よくそれ着ようと思ったな」

「少しでも元気でいようと思ったら、こういう変わった服着て気分変えようかなって。全然変わらなかったけどな」

「そうか?結構明るい気がするけど」

「いやいや、そりゃお前がいるからだぜ、相棒」


 そうだ、こいつは普段から俺を相棒だなんて呼んで茶化す。

 嫌ではなかったが多少恥ずかしくはあった。

 だけど今はそれが嬉しい。

 タカはほんとすごいやつだ。

 あ、やばい泣きそう、ってか泣く。


「おいおい、なに泣いてんの!?」

「いや、そのノリが嬉しくてさ。俺もお前がいなきゃダメだったかも知れねえわ」

お読みくださりありがとうございます。拙くて読みづらいと思いますが、これでも丁寧に書いてるつもりです。丁寧に書くだけであって緻密には書けないのでストーリーの深さとかには期待しないでください。あと進みがスローですし更新も遅いですが許してください。出来るだけ頑張るので。

容姿とかの描写めんどくさいんでここに書いときますね。

主人公

総士、黒髪茶目、175cmくらい、二つ上の彼女持ち

相棒

タカ、茶髪茶目、172cmくらい、こいつに関することで大幅にストーリーを変えた

兵士さん

兵士、180cmぐらい、親切な人、いい人

王様

名前忘れた、180cmぐらい、お願いの後に部屋の説明とかきちんとしてたけど総士は泣いていたので聞いてなかっただけです

以上ですかね。

他の設定とかも考えてるんですけど、本編よりそっちが楽しくて筆が進まないと言いますか。まあそれは置いときまして、次回の更新は未定ですが必ず更新します。待つ人いるか知らないですがお待ちください。

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