ここはどこ?
忙しくなってきました。。。
更新できるようになったら頑張ります
なんか草の匂いがする。
こんな匂い久しぶりだなぁ。
さらさらした水音が心地いいなぁ。
あれ?わたしどうしたんだっけ??
確か車が飛び出してきて、、、と
でも、痛いところは特にないし、
あれ?夢だったのかなぁ、、
ぼんやりとしたまま空を見上げる。
どこまでも広がる青空、 日の光にすけて輝く木々。
????!!!!
その光景にはっとして起き上がった。
おかしい!!ビルがない!!!
莉子はまわりを見回した。
そこは林の中だった。建物らしい建物はどこにもない。
そして、足元には妙に綺麗な泉。
これって??もしかして、異世界???
莉子は言葉を失った。
莉子は活字中毒だった。
だが、貧乏性で尚且つ大量の本を必要とする莉子は、
中古でもなかなか本を買うことができず、
もっぱら、図書館を利用していた。
しかし、最近のコロナ渦で、図書館に行く時間などなく、、
それでも活字を求めて定額読み放題のサイトに登録するも
数ヶ月もするとめぼしいものはほぼ読み尽くし、
最近はもっぱら、ネット小説にはまっていた。
すごい!こんな良質な小説が無料で、しかも無尽蔵に!!
その感動は大きく、過酷な日々を癒すのはもっぱらネット小説だった。
それにしても、、、
女神はいないし、まわりには誰もいない、
そして、なにか特別な力がある感じでもない。
あーーーー
なんの恩恵もないタイプか。。
と莉子は思った。
せっかくだから、女神様に願いを一つとか、
勇者として召喚とか、せめて魔法とか、、、
と莉子は一瞬、思った。
が、それは莉子は頭を振った。
いやいや、それは、だめだから、
また、忙しくなっちゃうから!!
莉子は何か役割を与えられるのが苦手だった。
そして、何か期待されるのも苦手だった。
なぜなら、ついつい、それに応えようとしすぎてしまうからだ。気がつくとよく分からない仕事まで、、
仕事を中心としない生き方を
目指せ給料泥棒と思うのだが、
気がつくと働いてしまう。
よく体調を崩した区民の方にも
ワークライフバランスを大事に
休息を大事にしましょう、
といいつつも、自分もできてないしなぁ
苦笑していた過去を思い出す。
でも、結局、本当に死んじゃったらね。。。
莉子は俯いてため息をついた。
そして、ぐっと、拳を握りしめる
こんどこそ、
こんどこそ、
のんびり生きる練習をしよう!!
莉子は硬い決意をした。
その瞬間、風になって漂ってきた
凄まじい臭気に莉子は顔を歪めた。
何かの匂い、、、、
動物が腐って発酵している匂い???
莉子は、袖で鼻と口を隠した。
あれ?洋服がなんか変なローブみたいな感じだ。
どうも、服もこの世界のものに書き換えられているらしい。
近寄らないほうがいい気もするんだけど
なんにもないとこでどこ行っていいかもわからないし、、
しかもこの辺食べ物とかも一切ないし、、、、
莉子はゆっくりとその匂いのする方は歩き始めた
コロナの感染広がってますね。。。
本当に、早く終息してくれることを願ってます。
のんびり更新ですが、少しでも気に入ったら、
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