秋の味覚のプレゼント?
昔々のほぼ実話
喜色満面、得意気に
しっぽぼわぼわ、眼は爛々
口のおひげをぴくぴくさせて
うちの小さな狩人が
獲物咥えて駆けてきた!
「ダメでしょ!ペッしなさい!ペッ!!」
鋭い牙から逃れんと、必死にのたうつ小さな蛇を
「ペシペシッ!タシタシッ!」と、
ヤンチャな獣は追い討ちかける
そこをなんとか引き剥がし、哀れ南無三!
藪へと蛇を投げ入れた
逆立つ背中を撫でつけて
褒めて讃えて甘やかす
うちの小さな狩人の
キジトラ柄の子猫のコタロウ
次の獲物はなんだろか?
童話を書こうと頭を捻ったけれど、七五の詩にしかなりませんでした…