Cランクは甘くない
銃器密造アプデが楽しすぎるのがいけないんです!
すいません
*前回と前前回のステータスの職業がニートのままだったので修正しました
朝だ!希望の朝だ!
最近ギルドで俺は期待の新人として、有名らしい。かなり嬉しい!このペースでBランク行きたいな!よし、今日はいつも以上に頑張ろう!
そんな感じで張りきって任務に向かう、今回の任務は魔人討伐らしい、複数パーティー推奨って書いてたけどいけるだろ!
さて、ここが目標の北の森だ、北の森は南の森と違って針葉樹が広がっている、俺の予想だが、この先には雪国でもありそうな感じだ。
そんな、先入観を持って、北の森に足を踏み入れる。
中に入ると急に狼達が姿を現した!ざっと15体くらいだろうか、今までとは比べものにならない数だ。
「スキル、タロットカード発動」
その声とともに狼達は雄叫びを上げながら走って来る。
「ドロー!愚者!」
「はつど
言い切る前に狼が飛びかかる、即座に躱すが、更に二匹飛びかかってくる。
「ふぐあっ!」
二匹目は避けたが三匹目に引っ掻かれる、お腹から血が流れる。
痛い...
この世界に来て、いや、生まれて初めてだ、こんな痛み。
俺はあまりの痛さに座り込んでしまう、もちろん、待ってくれる訳もなく、
「きゃ、いやあ!」
ギリギリ避けきれず右腕を掠めた。
駄目だ、このままでは死んでしまう、それだけは嫌だ!
俺は痛みに顔を顰めながらも立ち上がる、頭がくらくらするが、そんなのは気にしてられない!
「ドロー!神官!」
「発動!」
神官は傷を癒すカードだ、俺のお腹と腕の痛みはたちまち引いていく。
「ドロー!愚者!」
「発動!」
愚者のカード、自分と周囲の敵の力を下げるカードだ、もちろん俺は力が無いに等しいので効果が無い、まさに俺のために作られたようなカードだ。
ここで、狼達が引っ掻こうと飛びかかる!
俺は一匹目を避け、蹴りを入れた後二匹目を剣で受け止める!
この剣は前回の戦いの戦利品だ、小さく、とても扱いやすい。
受け止めた後、二段蹴りを入れてやる、すると灰になって消える、どうやら二発くらいで倒せるようだ。
次は3、4匹目だ、同時に飛びかかって来たのを、一緒に上に蹴り飛ばす、その後、落ちてきた衝撃で、灰になる。
そのすぐ後に5匹目が来る、体制を立て直せておらず、座った状態だが、何とか剣で受け止める、そして剣ごと蹴り飛ばす、剣で刺しても良かったかもっと思ったそこの貴方!甘い!米国のチョコくらい甘い!俺の力だと刺さるどころか傷もつけられないのだ。
五匹目を倒した辺りで、他の狼達が後ずさりする、その後雄叫びを上げたと思ったら、逃げていった。
はぁ、何とか死なずにすんだ。
俺は疲れ果てて、木にもたれ掛かる、すると突如、狼が現れた!
やばい!一匹目の狼、とどめさしてなかった!どうしよう!もう力が入らないし...
[スノーバウンサーが仲間になりたそうな目をしている]
まじ?
来たわ、テイムイベント来たわ。
「お前、俺の事気に入ったのか?」
「がう!」
少し抜けた声で返事してくれる、これは信用して良いのだろうか...
「お前、俺に付いて来るか?」
「がう!!」
[スノーバウンサーが仲間になった!]
たたたたたたたた↓ たたたたたたたた↓ たたたたたたたた↑ たたたたー!
とかそんなドラゴンな感じのファンファーレなんて鳴る訳もなく、代わりにスノーバウンサーが頬ずりをしてきた、可愛い!よし!この子に、名前をつけよう!
無難に[ましろ]で!
安直過ぎるかもだけど、下手にフレデリックとかエドワードとか名づけるよりはましだろ。
「今日からお前の名前はましろだ!これからよろしくな!」
さて、さすがにここに留まる訳にもいかないし、ましろに運んでもらうか。
「ごめん、ましろ、王都まで運んでくれないか?」
「がう!(肯定)」
こうして俺は何とか王都に戻ってきた、門番にちょっと驚かれたがテイムしてたら王都に入れるし、騒ぎを起こさない限り幾ら居ても構わないらしい。ペット扱いみたいな。
ちなみに、ましろは俺の服を咥えて運んでくれた。
違う、そうじゃない。
名前 シャーラ
年齢 16
職業 冒険者
能力
レベル 11
力 1
守 5
魔 71
速 63
運 31
スキル
体術Lv3 索敵Lv2 隠蔽Lv1
自然回復Lv2 アクロバットLv2
アイテムボックスLv10(Max)
エクストラスキル
タロットカードLv1 鑑定(Lv無し)
[トート・タロット(補助)]
0愚者:範囲内に居る自分を含む全ての生物の攻撃力を魔÷3下げる
1魔術師:対象の力を魔÷5上げる
2女司祭:対象の魔を魔÷5上げる
3女帝:対象の守を魔÷5上げる
4皇帝:対象の受ける攻撃を1回だけ防ぐ、ただし対象を攻撃する相手の力が自分の魔を上回る場合、防げない。
5神官:対象にヒール(骨折を直す程度)を使用する
6恋人:対象から負の感情を取り除く
7戦車:現在の状況を突破するヒントが与えられる
8調整:対象1の力が対象2の力を下回る場合対象1の力を魔÷4上げる
9隠者:周囲にいる敵意を持つ者を感知する
10運命の輪:運を魔÷5上げる
11欲望:対象(複数可)の士気を向上させる
12吊された男:自分の守を0にして対象の守を魔÷3下げる
13死神:時間を魔÷20秒止める
14技:周囲にいる者から敵意を取り除く
15悪魔:対象に負の感情を与える
16塔:周囲にある何かを破壊する
17星:周囲にいる者を魅了する
18月:対象(複数可)の士気を低下させる
19太陽:自分よりLvの高いモンスターを倒した場合、経験値を倍にする。
20永劫:1時間以内に死んだ対象を蘇生する、1度使うと10日は使えない。
21宇宙:5分だけ可動するゴーレムを作る、能力は自分の魔と同等になる。
「どうも、瀕死になってたシャーラです」
「がう!(ましろです!)」
「やったぞおおおおお!あのハg...神をレギュラーから落としてやったぞおおおお!」
「がお!」
「よしよし、ましろもうれしいんだな。」
「くぅーん」
「可愛いなーよしよし」
「わん!」
「わん!?ましろって犬だったの!?」
「がう(何となく言いたくなつただけです)」
「そうか、ならいいんだ...あれ?良いのか?」
「がう(次回は[レベルアップ]です)」
「それ、俺のセリフ!」
「がう(次回も見てねー)」
「それも俺のセ