すごいファンタジーしてる
スリーカードでこの黒歴史を占ったら踏ん張れば道は開ける!らしいです。
失踪しないように頑張ります!
うわー、まじで飛んでるよパタパタしてるよ?そしてでかい。
例えるならスーパーな赤い髭と緑の髭のゲームに出てくる羽根つきの赤い魚だ。
いやこいつオレンジだけど
やば、突進してきた!
何とか紙一重で避ける
かーらーのー
「ドロー!魔術師!」
これで力を上げる!
そして!
「くらえ!某鉄歯車2の雷の人の三段近接攻撃!」
まず右ストレート!
手応え無い...
ええい!左ストレート!!
やっぱり手応え無い...
この魚ドヤ顔してるし!
ウザいわ!
訂正、こいつ顔無いわ。
もういい!ジャンプからのキーック!!
おっ!手応えあるぞ!
いや、足だから足応え?
なんかオレンジの魚が10メートルくらい飛んでった、そしてそのまま灰になって変な肉と硬貨みたいなのだけがのこった。
足応え...ありすぎじゃね?
もしかして力と脚力は関係無い感じ?
じゃあ多分[速]で変わるのかな?
まぁなんとかなったし、いいや。
そういえば戦闘中にちらちら見えてたんだが、あれ、壁だよな?壁ってことは、街?
善は急げ!走れやあぁぁぁ!!!
道中イノシシみたいなのに出会ったけど、キックでやれました。
怪物だろ、もう。
さて、俺は今ゼピュロスという名の国の王都の南門前にいるらしい。
ゼピュロスっていうと、ギリシャ神話の神だっけ確か西風の神だっけか。
え?何故分かるのかって?
看板にかいてたよ。
[この先ゼピュロス国の王都 南門]って
よし、入ろう
「止まれ」
ふぁっ!?
誰だこの鎧たち!
あ、あれだ!門番だ!
リアル門番キター(・∀・)
「ステータスをみせてくれないか?嬢ちゃん」
左にいる門番に話しかけられる
ってか嬢ちゃん..,じょうちゃんって...
「ステータスの見せ方分かるか?」
右にいる門番が問いかける
もちろん分かる訳ないで聞く
「すまない、教えてくれ」
「ステータスを出して相手に見せるように念じると良い、あと能力やスキルは見せたく無かったら隠せるぞ。」
なるほど、それは便利だ。
じゃあ、スキルと能力は隠して見せよう。
「よし、通れ」
「通って良いぞ、嬢ちゃん」
「ありがとな」
やべぇ、まじで格好いいわ、ツイン門番
さてと、お邪魔しまーす!!
「うわぁぁ...」
思わず声が出た、
すごい、いかにも中世風の異世界って感じ!周りには大通りってだけあって、店がたくさんある!
店は食堂から鍛冶屋まで何でも揃っていて、道の真ん中には馬車や珍しいものなら竜車みたいなものまである。そしてなんといっても周りの人達!
人間以外の種族も居るらしいエルフみたいなのから獣人までいろいろいるぞ!あの鍛冶屋のおっちゃんはドワーフかな?小柄なのに筋肉ムキムキでいかにもドワーフって感じ!おお!ドラゴンみたいな人も居る!格好いい...
そして、ほとんどの人が武器を持ってる、やっぱり異世界とこっちとは違うな。
俺は武器とかは要らないかな?でも念のためナイフくらいは欲しいかな、あ、そうだブーツに鉄でも仕込んだら使えそうじゃないか?お金に余裕が出来たらオーダーメイドしてみようかな。
あ、ブーツで思い出した、服、ワンピース1枚だけだった...
魚とイノシシを倒した時に手に入れた銀貨達もあるし、買っておくか。
さてと、硬貨をアイテムボックスから取り出して...そういや価値がわからん、鑑定でいけるか?
まず鉄のやつだ
「鑑定、鉄貨」
[鉄で造られた硬貨です、鉄貨と呼ばれます。形は四角で真ん中に穴が空いてます。1枚で1テミスになります]
テミスっていうのはここのお金の単位だろう、中二臭いぞ。
さて、次はちっこい銅のやつだ
[少量の銅で造られた硬貨です、小銅貨と呼ばれます。丸い形をしており、真ん中に穴が空いてます。1枚で10テミスになります]
そしてでっかい方
[銅で造られた硬貨です、大銅貨と呼ばれます。丸い形をしています。1枚で100テミスになります。]
最後は銀だ
[銀で造られた硬貨です、小銀貨と呼ばれます。丸い形をしており、真ん中に穴が空いてます。1枚で千テミスになります]
なるほど、小銀貨があるってことは大銀貨もあるのだろう、さしずめ一万テミスかな?
まぁ、それは置いといて、俺はいま4725テミス持っている。
良し、そこの店で服を買おう。
お買い物なう
とりあえずフード付きの外套とブーツそして下着を買った、3200テミス使ったので残りが1525テミスになった。
にしても下着を買う時は物凄く勇気が必要だった、女物の下着とか買うの始めてだし、すごい緊張した、まあ女物と言ってもただの白パンだけどね。
にしても本当にたくさん店があるな、屋台とかもあるし、ん?焼き鳥か、ちょうどお腹もすいてきたし食べるか。
「すいません、一つ下さい」
「おっ、嬢ちゃん可愛いね!75テミスにまけといてやるよ!」
やったぜ!この姿になって初めて得した!
「ありがとうございます!」
そう言って大銅貨を渡す
「はいよ、お釣り。」
おっちゃんが小銅貨と鉄貨をこちらに差し出す。
「ほらよ!嬢ちゃん!熱いから気をつけな!」
「ありがとうございます!」
さて、いただきまーす!
まじで熱かった
「どうも、猫舌のシャーラです」
「ゲストの神様じゃ」
「あんたもうレギュラーだよ!どんだけ出るんだよ!」
「そう言ってもな、出てきたのが門番と屋台のおっちゃんだけじゃぞ?」
「...言い返す言葉がございません」
「うむ」
「というかこれ、次回予告だよな?まともに予告したこと無かったよな?」
「まあ、仕方ない次回予告なんてそんなもんじゃ」
「それでいいのか!次回予告!」
「ほら、さっさとしめるぞ、仕事があるんじゃよ」
「はいはい、次回![ようこそ!冒険者ギルドへ!]」
「みんなもオレンジ魚ゲットじゃぞ」
「それ違うわ!ってか捕まえたく