就職先の選び方
エッセイストのmaterialismです。
職業の話をしたいと思います。
まず、なんとなくイメージ良さそうだから、人気があるから、と
就職先を決めるのは止めましょう。女性は特に。
それはなぜか?
なぜなら、女性は今、ボーナスステージにいるからです。
現在、管理職に占める女性の比率は6.6%と先進国でも最低に近く、それを2020年までに30%にすると政府は言っています。
これがどういうことだか、分かりますか?
そんなの新聞に載っているけど、管理職を目指さない私には関係ない?
そんなことはありません。
女性に人気の企業や女性比率の高い企業であれば、確かに関係無いかもしれません。しかし、女性比率の低い企業であればどうでしょう?
少ない女性の中から、言葉は悪いですが、マシなのを見つけて管理職に登用しなくてはならないのです。現在のように6.6%であれば、お飾りなポジションを割り当てておけばいいかもしれませんが、30%となれば、そこそこ重要なポジションも女性にしなくてはなりません。
そうなるとどうなるか?
優秀な女性は、企業間で取り合いになります。
ここで言う優秀とは、役員になるようなバリキャリではなく、結婚をして子育てをしつつ管理職を目指してくれる女性のことです。
さて、その優秀な女性を採り損ねた企業はどうするか?
やはり言葉は悪いのですが、マシな女性を採用して、管理職を目指してくれるような教育を施すわけです。
つまり、女性比率の低い企業に応募する女性は、相当ゲタを履かせてもらえると思って間違いはないでしょう。
以上のことから、結論としては、女性はなるべく女性の比率が低い企業を目指すべきです。
逆に言えば、男性は女性比率の低い企業は避けましょう。なぜなら将来、男性であるからという理由だけで管理職、つまり出世の機会を失う可能性があるからです。
また、職歴が無い状態が続いてしまって、普通に就職活動しても無理という人はブラック企業を経由して、職歴を作ってから申し込みましょう。
以上、私にしては珍しい社会派エッセイでした。質問、御意見なんでも結構ですので、感想をいただければ幸いであります。